心のアート 無題 月(つき) (就労継続支援B型事業所 ソーシャルビレッジ ワークス) 画材:画用紙、0.28mmボールペン/サイズ:270mm×381mm  漫画家志望だったという母のとなりで、たくさんの漫画本に囲まれて育ち「絵を描き始めたのは自然な流れだった」と話す月さん。  小学校3年で、関東から宮城県北西部にある自然豊かな環境に移り住む。東日本大震災で被災した際には、停電が続く日々のなか、ろうそくの灯りでホラー漫画を読みあさった。それが目玉や髪の毛をモチーフにした、どこかホラータッチないまの作風の原点となった。  一方で、月や星といった天体をモチーフにした作品も多い。宮城での田舎暮らしになじめないなか、楽しいことを探してみつけたのが、星空を眺めることだった。当時みつめていた「遮るものや街灯のないきれいな天体」もまた、創作の根底に流れている。 (文:NPO法人エイブル・アート・ジャパン、障害者芸術活動支援センター @宮城〈SOUP〉鎌田(かまた)貴恵子(きえこ)) 月(つき) 1999(平成11)年生まれ 2024(令和6)年 ソーシャルビレッジ ワークスにてアート活動を始める 2025年 「Art to You!障がい者芸術世界展 IN SENDAI 2025」入選(宮城県/せんだいメディアテーク) 「『わたしの中のバリアを外すのは、わたしだ。』作品展 ART&ART WEEK」優秀賞受賞(宮城県/仙台パルコ本館) 協力:NPO法人エイブル・アート・ジャパン、障害者芸術活動支援センター@宮城