ミニコラム 第54回 編集委員のひとこと ※今号の「編集委員が行く」(20〜25ページ)は平岡委員が執筆しています。ご一読ください。 挑戦と成長を軸に、障がいのある方が輝く職場づくり サントリービバレッジソリューション株式会社人事本部 副本部長 平岡典子  企業の障がい者雇用の取組みやその現場には、各社ならではの文化や価値観が色濃く反映されていると、いつも感じます。独自の取組みがある一方で、今回「編集委員が行く」の取材にご協力いただいたSOMPOチャレンジド株式会社様とヤマトシステム開発株式会社様には、共通して“自社らしい挑戦”を通じて周囲へ大きな影響力をもたらしていると感じました。  「障がいのある方に挑戦してもらうことはむずかしいのではないか」、「成長を求めることは違うのではないか」そう感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、決してそうではありません。一人ではむずかしい挑戦も、そばで応援してくれる人の存在、失敗しても大丈夫と支えてくれる環境があれば、だれもが勇気をもって前へ進むことができます。むしろ、可能性を狭めているのは周囲の思い込みなのかもしれません。  小さな挑戦の積重ねが成功体験となり、それが自信となって次の挑戦を生み、その連鎖が人の成長につながっていきます。「やってみたい」という意欲を育み、その思いを実現へ導くことこそが、“障がいのある方が輝く職場づくり”における大きな鍵だと感じています。  障がい者雇用は企業の営みである以上、組織として成果を上げる視点も欠かせません。障がいのある方々が、職場でどのように貢献できるのかを考え続け、その価値を更新していくことが求められています。会社へ、そして社会へどのような影響力を発揮していくのか。障がい者雇用をになうリーダーには、その方向性を描き、実現し続ける使命があるのだと思います。  そのために、みなさんの職場ではどんな“挑戦”ができそうでしょうか。 ★本誌では通常「障害」と表記しますが、平岡委員の意向により「障がい」としています