NEWS FILE ニュースファイル 国の動き 国会 高次脳機能障害者支援法が成立  高次脳機能障害者支援法が2025(令和7)年12月16日に成立、同月24日に公布された。2026年4月1日から施行予定。  厚生労働省によると、「高次脳機能障害とは、疾病の発症又は事故による受傷による脳の器質的病変に起因すると認められる記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害、失語、失行、失認その他の認知機能の障害として政令で定めるもの」をいい、患者数は全国で約23万人と推計されている。  高次脳機能障害は外形上判断しづらく、その特性の理解も進んでいない等の理由で、患者と家族は適切な支援を受けることができず、日常生活や社会生活に困難を抱えているとの指摘がある。こうした現状をふまえ、高次脳機能障害への理解を促進するとともに、高次脳機能障害者の自立および社会参加のための生活全般にわたる支援を、どの地域でも、あらゆる段階(医療・リハビリ→生活支援→社会参加支援)で、切れ目なく受けられるようにすることを目ざす。 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_67482.html 厚生労働省 障害者自立更生等厚生労働大臣表彰  厚生労働省は、長年にわたり活躍してきた身体障害や知的障害のある人や、障害のある人の自立支援や社会参加の促進に大きく寄与してきた人を対象に「令和7年度、第75回障害者自立更生等厚生労働大臣表彰」の受賞者61人を発表した。内訳は、自立更生者19人、更生援護功労者39人、身体障害者等社会参加促進功労者3人。  受賞者らは表彰式典のあと、天皇皇后両陛下に拝謁し、天皇陛下はお言葉で、「自らの障害を克服し、立派に社会参加を果たしておられること、あるいはまた障害のある方々のために、長年にわたり力を尽くしてこられたことをうれしく心強く思います」と述べられた。 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66538.html 農林水産省 「ノウフク・アワード2025」選定  「農福連携等応援コンソーシアム」(事務局:農林水産省)は、農福連携に取り組んでいる優れた事例として「ノウフク・アワード2025」の受賞団体を発表した。応募総数は215団体だった。  グランプリには「株式会社ココトモファーム」(愛知県犬山市)が選ばれた。他企業との連携による商品開発や聴覚障害者が手話接客を行う「サイニングストア」の設置などが評価された。準グランプリとして、「人を耕す」部門で「社会福祉法人新友会ひまわり畑」(大分県大分市)、「地域を耕す」部門は佐賀県、「未来を耕す」部門で「ぽかぽかワークス」(愛知県名古屋市)がそれぞれ受賞した。  優秀賞は、特定非営利活動法人楽園プロジェクト(北海道札幌市)、株式会社エール多機能型事業所にじのいろ(青森県板柳町(いたやなぎまち))、埼玉県立川越総合高等学校(埼玉県川越市)、株式会社ピーカブー(神奈川県三浦市)、特定非営利活動法人にじのかけ橋(静岡県三島市)、株式会社農楽里(のらり)(福井県あわら市)、社会医療法人みどり会さんさんグリーン(大阪府枚方市(ひらかたし))の7団体。このほかフレッシュ賞5団体、チャレンジ賞5団体が選ばれた。 https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kouryu/251125.html 内閣府 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰  内閣府は、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進について顕著な功績のあった者を顕彰し、優れた取組みを広く普及させること目的とする「令和7年度バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰(第24回)」の受賞者を発表した。  内閣総理大臣表彰は3件。宇都宮市・芳賀町・宇都宮ライトレール株式会社(栃木県宇都宮市)は、視覚障害者団体等から意見を集め、利便性の高い次世代型路面電車(LRT)の運営を実現している。貝谷(かいや)嘉洋(よしひろ)さん(東京都)は、筋ジストロフィーを患いながら障害者が参画する音楽イベントなどを主催してきた。社会福祉法人ながよ光こう彩さい会かい(長崎県西彼杵郡(にしそのぎぐん)長与町(ながよちょう))は、無人駅における乗降介助を含む駅管理業務を請け負うほか、駅利用者や住民同士の助け合い促進を目的とした研修の実施など、心のバリアフリーを推進する各種活動により、地域の安心・安全の確保やにぎわい創出に取り組んでいる。  内閣府特命担当大臣表彰優良賞は5件。iPresence(アイプレゼンス)株式会社(兵庫県神戸市)、錦城護謨(きんじょうごむ)株式会社(大阪府八尾市)、公益社団法人SSP(神奈川県相模原市)、全国ろうあヘルパー連絡協議会(大阪府大阪市)、特定非営利活動法人ピープルデザイン研究所りんごプロジェクト(東京都品川区)。  そのほか、内閣府特命担当大臣奨励賞は7件が受賞した。詳しくは左記のホームページで。 https://www8.cao.go.jp/souki/barrier-free/r07hyoushou/index.html 働く 香川 JR四国、障害者雇用促進へ新会社設立  四国旅客鉄道株式会社(JR四国)(高松市)は、障害者雇用を促進するため100%出資する新会社「JR四国パステルクローバー株式会社」を2026(令和8)年4月1日に設立する。新会社の場所は高松市浜ノ町のJR四国第2ビル内で、障害のある従業員20人程度からスタートする。  JR四国によると、障害者雇用については2020年に総務部人事課内に「オフィスパートナー」チームが発足。障害のある従業員らが中心となって清掃業務や郵便物の仕分け、名刺作成等のオフィスサポート業務、グラフィックデザインやショート動画の制作業務などを行ってきた。これらの業務を新会社へ移行し、7月からの事業開始以降に特例子会社の認定取得も目ざすとしている。 https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/assets/2026/01/27/2026%2001%2027%2002.pdf 本紹介 『「発達障害」の解剖図鑑 「体質」と「気質」から症状と対策がわかる!』  精神科専門医で児童精神科医でもある三田(みた)晃史(あきふみ)さんが、『「発達障害」の解剖図鑑「体質」と「気質」から症状と対策がわかる!』(誠文堂新光社刊)を出版した。  本書では「発達障害」が2022(令和4)年に「神経発達症群」と名称が変更されたことや、ASDやADHDの日本語名称も「自閉スペクトラム症」、「注意欠如・多動症」と変わったこともふまえ、より多様で変化する「症状」に注目。神経発達症群(発達障害)について、「体質」と「気質」の観点からその症状を成り立たせている特性に注目し、より細分化して60に分類、それぞれの特性に対する理解や接し方を解説している。A5判、160ページ、1760円(税込)。 作品大募集! あなたの力作がポスターになる! 令和8年度 「絵画コンテスト働くすがた〜今そして未来〜」 「写真コンテスト職場で輝く障害者〜今その瞬間〜」 応募締切 令和8年6月15日(月) 【当日消印有効】 児童・生徒をはじめ社会人・一般の方もご応募いただけます。 絵画コンテストの応募は障害のある方が対象です。写真コンテストの応募は障害の有無を問いません。多くのみなさまからのご応募をお待ちしています。 シンボルキャラクター “ピクチャノサウルス” 詳しくはホームページの募集要項をご覧ください。 JEED 絵画写真 検索 <過去のポスターや入賞作品などもご覧いただけます> 主催:独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED)