掲示板 読者の声 製造の第一線で活躍する山口さん 株式会社いけうち西脇市堀工場 飛田(ひだ)平(たいら) 株式会社いけうち西脇市堀工場では、霧を生み出すノズルおよびその技術を応用した各種製品を製造しており、また、近隣農場では、霧を利用したトマト栽培なども行っています。 山口さんは、兵庫県立北はりま特別支援学校の3年生のときに職場見学および実習を行い、2020(令和2)年4月に採用となりました。 当時の山口さんはたいへんな人見知りで、職場見学のときには先生の陰に隠れているし、面談をしてもほとんど何も話さない、という状況でした。どう対応すればよいのか戸惑ったものの、補助的な業務ならできると判断し、採用することになりました。 しかし、入社後の山口さんは意欲的に業務に取り組み、翌年にはステンレス鋼溶接技能者の資格も取得し、現在は溶接工として製造の第一線で活躍しています。また、新しい知識や技術を積極的に習得していますし、溶接技術を活かして、作業用治具や防護用の衝立などを自ら考えて製作するなど、職場環境の改善活動にも力を入れています。 このように、機会を与えることで、障害のある従業員はどんどん力を発揮し、そのことが企業の成長につながるのではないでしょうか。山口さんの仕事ぶりから、そのようなことを考えさせられています。 雇用管理や人材育成の「いま」・「これから」を考える人事労務担当の方、ぜひご覧ください! メールマガジン好評配信中! 詳しくは JEED メルマガ 検索 次号予告 ●私のひとこと 京都大学医学部附属病院精神科神経科客員研究員で精神科医の亀井士郎さんに、強迫症について、ご自身の強迫症の治療経験などもふまえ、ご執筆いただきます。 ●職場ルポ 障害者雇用を社会貢献の一環として積極的に取り組んできた静清信用金庫(静岡県)を訪問。ハローワークや地域の支援機関と連携して定着を図る職場の様子を取材しました。 ●グラビア 小田原市を中心にスーパーマーケット「Pantry(パントリー)」をチェーン展開する株式会社小田原百貨店(神奈川県)で、個々の能力を活かし職場で活躍する従業員の様子を紹介します。 ●編集委員が行く 大塚由紀子編集委員が、株式会社王将フードサービスの特例子会社、株式会社王将ハートフル(京都府)を取材。リーダー制度など、一人ひとりのキャリア形成の工夫や、その取組みについてお伝えします。 公式X(旧Twitter)はこちら! 最新号発行のお知らせやコーナー紹介などをお届けします。 @JEED_hiroba 本誌購入方法 定期購読のほか、最新号やバックナンバーのご購入は、下記へお申し込みください。 1冊からのご購入も受けつけています。 ◆インターネットでのお申し込み 富士山マガジンサービス 検索 ◆お電話、FAXでのお申し込み 株式会社広済堂ネクストまでご連絡ください。 TEL 03-5484-8821 FAX 03-5484-8822 あなたの原稿をお待ちしています ■声--障害者雇用にかかわるお考えやご意見、行事やできごとなどを500字以内で編集部(企画部情報公開広報課)まで。 ●発行--独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構(JEED) 発行人--企画部長 境 伸栄 編集人--企画部次長 綱川香代子 〒261-8558 千葉県千葉市美浜区若葉3-1-2 電話 043-213-6200(企画部情報公開広報課) ホームページ https://www.jeed.go.jp メールアドレス hiroba@jeed.go.jp ●発売所--株式会社広済堂ネクスト 〒105-8318 東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13階 電話 03-5484-8821 FAX 03-5484-8822 7月号 定価141円(本体129円+税)送料別 令和6年6月25日発行 無断転載を禁ずる ・本誌に掲載した論文等で意見にわたる部分は、それぞれ筆者の個人的見解であることをお断りします。また、本誌では「障害」という表記を基本としていますが、執筆者・取材先の方針などから、ほかの表記とすることがあります。 編集委員 (五十音順) 株式会社FVP代表取締役 大塚由紀子 トヨタループス株式会社 管理部次長 金井渉 NPO法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク 副理事・統括施設長 金塚たかし 弘前大学教職大学院 教授 菊地一文 武庫川女子大学 准教授 諏訪田克彦 サントリービバレッジソリューション株式会社 人事本部 副部長 平岡典子 神奈川県立保健福祉大学 名誉教授 松爲信雄 有限会社まるみ 取締役社長 三鴨岐子 筑波大学大学院 教授 八重田淳 国際医療福祉大学 准教授 若林功