ミニコラム 第52回 編集委員のひとこと ※今号の「編集委員が行く」(20〜25ページ)は大野委員が執筆しています。ご一読ください。 企業の挑戦を支える哲学と風土、楽天ソシオビジネス株式会社の取材から トヨタループス株式会社 取締役 大野聡士  英語の「Challenge」の語源は、ラテン語の「calumnia」に由来し、もともとは告発や主張を意味する言葉だったそうです。スポーツの世界では審判の判定に異議を唱える際にChallenge を宣言することがあります。このようにさまざまな意味を持ちますが、一般的には、Challenge は挑戦をさす言葉として使われることが多いと思います。  「挑戦なくして成功なし」。多くの偉人や経営者が挑戦の重要性を説いています。障害者雇用の分野においても、多くのみなさまが一人ひとりの働きがいや組織の価値向上、持続的成長に向け日々努力されていると思います。  楽天ソシオビジネス様も例外ではありません。今回の取材を通じて、企業に根づく楽天グループの哲学、黒字化への強いこだわり、失敗を許容し成長につなげるための企業風土、そしてチャレンジを支える評価の仕組みやお互いに支え合うメンバーの存在、将来に向けた社長の力強いメッセージなど、企業の強みや大切にしていることをおうかがいすることができました。  将来に向けてなすべきことは何かを考える貴重な機会となりました。取材にていねいにご対応いただいたみなさまに感謝申し上げます。