エルダー活躍先進事例集 平成27年度版
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BFACDEGHIJKLMNOPQRSTP医療,福祉高齢者が働きやすい職場づくりのためにこれまで行ってきた改善や工夫改善区分課 題検討状況・改善内容① 制度面元々高い水準にあった定着率をさらに高めることが将来の労働力不足対策にもつながると考えた。また、極めて優れたスキルを持つ技術者が多く存在しており、彼らにより長く活躍してもらいたいとの思いがあった。定年を引き上げ、再雇用の上限年齢も合わせて引き上げた。(従 来) 満60歳定年 再雇用満65歳(改善後) 満63歳定年 再雇用満68歳② 能力開発高齢者自身が会社にとって必要不可欠な人材に成長することは、会社は雇用継続を願い、労働者は働き甲斐を持っていきいきと働くことができる、双方にとって幸福な職場の実現につながると考えた。会社が期待する人材像を明確にし、長期的視点に立った一貫性のある研修・教育体制を整備することで人材育成を行なうべく、人材育成・研修課を設置、人員一人を配置した。③ 健康管理・安全衛生個々人の年次有給休暇取得率にバラつきがあり、未消化分を時効により消滅させている従業員もいた。予め1年間に6日間(原則)の取得希望日を指定させ、その日は必ず年次有給休暇を取得する「計画休」の制度を設けた。また、予め休む日がわかっていればそれに合わせて業務の段取りができると考え、従業員全員の取得希望日を一覧表にして社内に掲示する仕組みにした。27-127
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