エルダー活躍先進事例集 平成27年度版
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BFACDEGHIJKLMNOPQRSTH運輸業,郵便業高齢者が働きやすい職場づくりのためにこれまで行ってきた改善や工夫改善区分課  題検討状況・改善内容① 制度面タクシー業界は日ごとに始業・終業時刻等が異なる変形労働時間制を実施しており、若年層の確保が難しい宿命を背負ってきている。一定の雇用力の確保のため、定年60歳、希望者全員を65歳まで雇用し、その後、規定していないが就労希望年齢まで正社員待遇として雇用している。② 能力開発運転者適性診断も効果的に活用することが課題になっている。定期的に(独)自動車事故対策機構の「適齢診断」を受診している。適齢診断結果の内容は、受診した乗務員の優れている運転特性を明らかにする。乗務員は自信を与えられる。その後、注意を促したい運転特性、例えば、素早い運転の苦手な者には、確認運転や慎重運転を指導する。③ 環境改善̶新車購入の際には、ハイブリット車にするとともに、最新のカーナビが用意され、車両も以前より小さくなるので乗務しやすい。今後の購入計画は未定。④ 健康管理・安全衛生、 その他①タクシー業は1年365日営業のため、全社員による旅行や懇親会の実施は困難である。②年2回定期健康診断を実施している。①タクシー乗務員は、懇親をグループごとに行う。②本社の社屋内で健康診断を実施できるようになった。⑤ 新職場、 職務の創出地域の公共交通事業は自治体の財政上の諸事情で廃止された。地域バスに代わり①タクシー、②中型ワゴン車による新たなデマンドタクシー制度(利用者の電話予約によるドア・ツー・ドアでの利用)が始まった。タクシーと違って昼間時の乗務が中心となり、勤務が容易になった。⑥ 未解決の課題、うまくいかなかったことプロパンガス燃料車は排気ガスがほとんどなく、燃料費も低価である。プロパンガスの充填所は桐生市、みどり市に各1か所しかない。2か所ともガス会社で月~金曜日の夕方までが充填可能時間。27-15

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