エルダー活躍先進事例集 平成27年度版
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BFACDEGHIJKLMNOPQRSTM宿泊業,飲食サービス業高齢者が働きやすい職場づくりのためにこれまで行ってきた改善や工夫改善区分課 題検討状況・改善内容① 制度面全従業員の約25%を占める60歳以上の高齢者の能力をホテル運営に積極的に活用すること。① 各職種に応じた所定の時間帯で、短時間勤務に就ける。② 正規従業員・有期雇用(1年)を問わず、働く意思と能力があれば、他に特段の問題がない限り、定年後も継続雇用(1年)され、これが更新される。③ プラチナコースの導入により、60歳以上の客室清掃メイク担当者は、本人の希望により掃室数を減らして引き続き働くことができる。④ 定年後再雇用の場合も、その処遇や権限は、これまでと同様とするので給与額を減額せず、これまでと同じように働ける。⑤ ホテルの支配人は、その権限で、働く意思と能力がある高齢者を新規採用、または継続雇用できる。② 能力開発清掃・朝食パントリー・駐車場管理等の職種について定型的なルーチンワークとなるように工夫し、一定の研修により比較的容易に習得できるようにした。③ 環境改善支配人は、高齢の従業員が長い期間勤務できるように面談等において、本人の意思や体調に応じた労働日数・時間を決定するとともに、体力等を考慮した業務場所、業務内容・業務量に調整している。④ 健康管理・安全衛生、 その他支配人は、始業時の部下スタッフの血圧測定の励行等により健康管理に気を配っている。また、部下スタッフと十分なコミュニケーションを図りその話を聴くとともに、職場が高齢の従業員を必要としていることを伝えている。⑤ 新職場、 職務の創出支配人は、高齢の従業員が長い期間勤務できるように面談等において、本人の意思や体調に応じた労働日数・時間を決定するとともに、体力等を考慮した業務場所、業務内容・業務量に調整している。27-31
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