エルダー活躍先進事例集 平成27年度版
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BFACDEGHIJKLMNOPQRSTP医療,福祉高齢者が働きやすい職場づくりのためにこれまで行ってきた改善や工夫改善区分課 題検討状況・改善内容① 制度面社員の高齢化が進む中、30~40歳代従業員が少ない(全体の13%程度)①正規従業員の定年を65歳に引上げ、その後も条件にあえば運用で年齢の上限なく継続雇用②定年から70歳までは週3日勤務、75歳までは週1日勤務、さらに勤務日以外にホームヘルパーとして働くことも可能にするなど高齢者に配慮した勤務形態を導入② 能力開発介護の質的向上の確保①介護福祉士受験希望の従業員に対し、講習会参加時は交代要員を配置して資格取得を支援②訪問介護員養成研修等の受験希望社員に対し、申込金助成等の支援③新人ヘルパーに対し、先輩介護員が同行して指導・助言③ 環境改善高齢従業員の加齢にともなう体力、気力視力等の低下による、サービス低下や、注意力低下による事故等の防止食事業開始に当たり、階段を使用しないですむよう本社1階を調理場に変更するとともに、外観、内装ともに明るい色づかいに改善。また他の3つの事業所にカフェを併設し、かつ高齢従業員に配慮したデザインで、明るい職場に改善。④ 健康管理・安全衛生、 その他高齢従業員と若手従業員とのチームワークが向上し、それぞれがいきいきと働ける職場環境の醸成年一度の社内バス旅行、創立記念日の集い、年末の納会など働く人たちの親睦を図るための懇親行事の定期開催⑤ 新職場、 職務の創出社員が高齢化し、ホームヘルパー求職者が減少している中、従業員を安定して確保①3つの職場を創出・体力的に身体介護が難しくなった高齢ヘルパーのための弁当製造・身体介護が苦手な若手従業員の職場を増やすためのカフェの営業・入浴介助等身体介護が苦手な従業員のための家事代行②従業員の体力・希望や、非正規従業員が自分にあった職種、職場、時間帯で兼務して働ける柔軟な勤務形態の導入⑥ 未解決の課題、うまくいかなかったことヘルパーの仕事に行くことをうっかり忘れてしまうことがある前日の夕方、必ず事務所から電話で確認をしている27-35
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