エルダー活躍先進事例集 平成27年度版
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BFACDEGHIJKLMNOPQRSTJ金融業,保険業定年後も主戦力として活躍!~職場活性化と業績向上~企業の概要所在地 :創業 :業種 :従業員数 :預金残高 :京都府京都市昭和15年(1940年)協同組織金融業3,084人4兆2,924億円本社ビル外観平成27年4月時点の内容です。高齢者雇用の特徴「ON YOUR SIDE~一緒がうれしい~」をスローガンに、地域の再生と活性化を使命としてとらえ、金融の円滑化を推進するとともに、人材の育成や支援活動にも積極的に取組んでいる。高いスキルと豊富なキャリアを持つ高齢職員が定年後も現役として働く姿は、中高年職員及び若年職員の良い手本となっている。定年及び定年後の継続雇用制度●定年 60歳●定年後の継続雇用制度定年後、希望者全員を嘱託職員として65歳まで再雇用。その後、本人が再雇用を希望し、健康で能力があれば嘱託職員(非常勤)として最長70歳まで再雇用。ただし、制度はないが運用で72歳まで継続実績あり。●現在の最高年齢 72歳年齢別従業員数●正規従業員2,791人 非正規従業員293人 ~ 44歳 1,868人 (60.6%) 45歳 ~ 54歳 665人 (21.6%) 55歳 ~ 59歳 276人 (8.9%) 60歳 ~ 64歳 217人 (7.0%) 65歳 ~ 69歳 55人 (1.8%) 70歳 ~ 3人 (0.1%)●平均年齢 39.6歳高齢者雇用に対する方針及び考え方バブル崩壊後、金融再編成と少子高齢化が進む中で、ガバナンス向上と金融の円滑化を推進し、地域に信頼される金融機関として成長するために全職員が一丸となって業務改善に取組んでおり、その一翼を担うのは高いスキルと豊富なキャリアを持つ高齢職員である。そこで、定年後の高齢者雇用を法的に義務付けられたからと捉えるのではなく、高齢職員の持つ高いスキルと豊富なキャリアを有効活用することが当金庫にとって新たな付加価値を生み出し企業競争力の強化につながるという視点から高齢者雇用に取組んでいる。京都中央信用金庫27-77

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