エルダー活躍先進事例集2016年版
69/122
医療,福祉BFACDEGHIJKLMNOPQSTR高齢者が働きやすい職場づくりのためにこれまで行った改善や工夫改善区分課 題検討状況・改善内容① 制度面①福祉・介護サービス事業は、恒常的な人材不足に悩んでる。②職員の高齢化が進む一方、若年層が福祉・介護を敬遠する傾向のある中で、いかにして優秀な人材を確保し、サービスの向上を図っていくのかが、施設存続の第一の課題であった。③先ずは、優秀な職員が年齢を理由に職場を去ることがないように制度面を充実させる必要があった。①平成17年4月、「希望者全員満65歳まで再雇用」の制度を導入した。②非常勤職員の常勤職員への移行を推進した。③賞与支払い時に業績評価制度(5段階)を導入した。④勤務形態を10種類に増やしシフト勤務制度を導入した。⑤チームケア(高齢者・障がい者・若年者の組み合わせ)制度の導入② 能力開発①優秀な高齢職員の技能や知識を若年労働者に伝承してゆく必要があった。②高齢職員にも、今までにない新しい技術や技能を習得させる必要があった。①「OJT実施表」の制定②「サービス向上委員会」の実施③外部研修の活用④「研修リポート」提出と面談⑤「地域交流委員」と「施設内研修担当委員」の設置③ 環境改善①施設内の一部に喫煙場所を設けて分煙化を図っていたが、臭いが残るなどの問題があった。②業務用洗濯機への洗剤・柔軟剤・消毒液の投入を手作業で行っていたが、補充が重労働であったり、投入したかどうかの不安もあった。①全館禁煙と分煙(屋外に喫煙場所を設置)②業務用洗濯機への洗剤・柔軟剤・消毒液の自動投入④ 健康管理・安全衛生①一時期、入職時より継続して働き続け、「元気だ」と慢心があってか、病欠する職員が増加したため、日頃からの健康管理の指導の必要性を感じた。①平成17年9月、「衛生管理規定」導入②腰痛防止器具の導入③外部保健師による健康診断後のアドバイス制度導入④メンタルヘルスケアの専門分野の相談も可能⑤衛生管理資格保有者の増員2016年版 エルダー活躍先進事例集28-63
元のページ
../index.html#69