エルダー2019年7月号
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エルダー37<企業プロフィール>株式会社サウンドファン (本社:東京都台たい東とう区く) 高齢者や障害者などの難聴者でも音が聴こえやすい「ミライスピーカーⓇ」の開発・製造・販売・個人向けレンタルサービスを行っている株式会社サウンドファン。創業者である佐藤和則氏を中心に設立されたシニアベンチャー企業で、「音で世界の人を幸せにする!」という理念のもと、これまでつちかってきた技術や経験を活かして、多くのシニア人材が活躍している。 「シニア人材の活躍とミライスピーカー®の可能性の拡大」  だれにでも聴こえやすい、「音のバリアフリー」環境を実現するミライスピーカーⓇは、各方面から注目を集め、さまざまな要望に応える形で、改良・開発が進められている。小型化をはじめ、メガホン型やディスプレイ機能を備えた大型製品の開発が進み、用途も個人での利用だけではなく、駅や病院といった公共施設のほか、大規模イベントや、災害時の避難場所など、さまざまな場面での活用も期待できる。こうした新製品の改良や開発、協力体制の構築にも、シニア人材の持つ技術や経験、人脈が、最大限に活かされている。 「多世代の融合」  シニア人材が中心となり創業された同社だが、創業以降、新たなシニア人材はもちろん、若手や中堅世代の人材も加わり、事業の強化に努めている。若手からシニアまで、年齢や役職にとらわれず、自由に意見をいい合える社風があり、世代を問わず、従業員が活き活きと活躍している。 「柔軟な働き方」  シニア人材の場合、体調や家族の問題などから、フルタイムの出勤がむずかしくなるケースも少なくない。同社では、従業員一人ひとりの事情に合わせ、柔軟な勤務形態が取れるよう配慮に努めている。第2回 「広がる活用、集う仲間! 音で世界を幸せにするためのチャレンジは続く」アクティブシニアたちの挑戦!マンガで見る高齢者雇用解説

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