エルダー2019年9月号
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エルダー61鉄道車両の整備に欠かせない多くの溶接資格をマスターJR東日本の社員が約600人、関連会社を含め約1200人が働く、広大な東京総合車両センター。ここには新系列車両検修西棟、東棟、車修場※1があり、通勤電車の主力E233系※2など、新系列と呼ばれる車両が次々と運ばれてくる。鉄道車両も車検のように計画的に検査や修繕を実施している。そのため大勢の技術者がいるなか、だれもが一目置く溶接の第一人者溶接工石川信のぶ幸ゆきさん(62歳)見えない溶かして接つぐ、溶接の美技ところに「良心」を※1 車修場……車両工場のこと※2 JR東日本が開発・保有する車両系統

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