エルダー2019年11月号
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脳力アップトレーニング!働くための2019.1164第30回ルートが物語になっている迷路です。ルートをたどり、間違って脇道に進んだら、分岐点まで戻ってゴールを目ざしましょう。正解ルートの物語はすべて憶え、最後に下の設問に答えてください。お散歩物語迷路今回は迷路です。物語をたどりながら進めます。めんどうになっても我慢して、ていねいに進める力を鍛えましょう。不慣れな文章の音読脳のなかでも「前頭前野」は非常に重要な部分です。人間の思考や記憶、感情や意志と大きくかかわっており、〝脳の司令塔〟とも呼ばれています。しかし、前頭前野は老化とともに萎縮し、その機能は低下してしまいます。個人差はあるものの、年齢を重ねていくうえでは避けて通ることのできない問題であり、前頭前野の活動を維持するためには意識的に刺激し、活性化する必要があります。そのために効果的なのが〝不慣れな文章の音読〟です。今回の問題のような迷路形式の文章や、初めて目にする文章、むずかしい文章など、自分にとって慣れない文章を音読するときに、前頭前野が刺激され、活発になることがわかっています。「音読」することが重要であり、視覚が文字をとらえて情報を脳に送り込み、それが声として外に出され、再び耳から入ってくるように、インプット(入力)とアウトプット(出力)が交互にくり返されます。黙読と音読では、脳が行う処理の複雑さに大きな差があるのです。篠原菊紀(しのはら・きくのり)1960(昭和35)年、長野県生まれ。公立諏訪東京理科大学医療介護健康工学部門長。健康教育、脳科学が専門。脳計測器多チャンネルNIRSを使って、脳活動を調べている。『中高年のための脳トレーニング』(NHK出版)など著書多数。【問題の答え】❶ かお(顔)❷ は(歯)❸ たいそう(体操)❹ せびろ(背広)❺ しんぶん(新聞)❻ トースト入口出口ふたんにろがくてしるんだ。にゅうりたとはんこよねそをのらどしんいなびふいだこちるみのフやけベッドくむねり。へか。っのウトース。でなってこむ。っじてにんつつトるねくよちここにろぶさあせんみたべたたねる。。つかりみにでかよを出らまりどもるかっしがくいんぶん発。をさまにふ。はもに。つし。きがか目。すんとうりとわせびろるえりわする。かおらとたで。つにきがねまねどふがをあふいそういかれてにきてにとみをんとにてにでつ。しもどっぶんっじにもねどシバかりまそり。かをとみりどこ。ぽいとふいのまりうてめつま。ろびんぬんどる。まとっ。るねたねどにさのにも。るね目標5分❶ 洗ったものは?❹ 着替えた服は?❷ みがいたものは?❺ 読んだものは?❸ 庭でしたことは?❻ 食べたものは?

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