エルダー2019年12月号
58/68

2019.1256高年齢者雇用開発コンテスト~生涯現役社会の実現に向けて~ 当コンテストは、高年齢者が長い職業人生のなかでつちかってきた知識や経験を職場で有効に活かすため、企業などが行った創意工夫の事例を広く募集・収集し、優秀事例について表彰を行っています。 優秀企業等の改善事例と実際に働く高年齢者の働き方を社会に広く周知することにより、企業などにおける雇用環境整備への具体的な取組みの普及・促進を図り、生涯現役社会の実現を目ざしていきます。 多数のご応募をお待ちしています。主催 厚生労働省、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構取組内容内 容(例示)高年齢者の活躍のための制度面の改善①定年制の廃止、定年年齢の延長、65歳を超える継続雇用制度の導入②賃金制度、人事評価制度の見直し③多様な勤務形態、短時間勤務制度の導入④ 各制度の導入までのプロセス・運用面の工夫(制度改善の推進体制の整備、運用状況を踏まえた見直し) 等高年齢者の意欲・能力の維持向上のための取組み①高齢従業員のモチベーション向上に向けた取組みや高齢従業員の役割等の明確化②高齢従業員による技術・技能継承の仕組み③ 高齢従業員が活躍できるような支援の仕組み(IT化へのフォロー、危険業務等からの業務転換)④ 高齢従業員が活躍できる職場風土の改善、従業員の意識改革、職場コミュニケーションの推進⑤新職場の創設・職務の開発 ⑥中高齢従業員を対象とした教育訓練、キャリア形成支援の実施 等高年齢者の雇用継続のための作業環境の改善、 健康管理、安全衛生、福利厚生の取組み①作業環境の改善(高齢者向け設備の改善、作業姿勢の改善、配置・配属の配慮)②従業員の高齢化に伴う健康管理・メンタルヘルス対策の強化③従業員の高齢化に伴う安全衛生の取組み(体力づくり、安全衛生教育、事故防止対策)④福利厚生の充実(休憩室の設置、レクリエーション活動、生涯生活設計の相談体制) 等働くことを希望する高年齢者が、年齢にかかわりなく生涯現役でいきいきと働くことができるようにするため、各企業などが行った雇用管理や職場環境の改善に関する創意工夫の事例を募集します。なお、創意工夫の具体的な例示として、以下の取組内容を参考にしてください。1.応募書類などイ.指定の応募様式に記入していただき、写真・図・イラストなど、改善等の内容を具体的に示す参考資料を添付してください。ロ.応募様式は、各都道府県支部高齢・障害者業務課にて、紙媒体または電子媒体により配布します。また、当機構のホームページ(http://www.jeed.or.jp/elderly/activity/activity02.html)からも入手できます。ハ.応募書類などは返却いたしません。2.応募締切日  令和2年3月31日(火)当日消印有効3.応 募 先  各都道府県支部高齢・障害者業務課へ提出してください。高年齢者がいきいきと働くことのできる職場づくりの事例を募集します令和2年度ⅠⅡ取組内容応募方法

元のページ  ../index.html#58

このブックを見る