エルダー2020年2月号
60/68

2020.258EIWLSEニュース ファイル2020.2行政・関係団体 職業能力開発関係厚生労働大臣表彰等を決定厚生労働省厚生労働省は、11月の「人材開発促進月間」にあわせて2019(令和元)年度「職業能力開発関係厚生労働大臣表彰」の受賞者(24事業所、22団体、119人)と「職業能力開発論文コンクール」の受賞作品(7論文)を決定した。職業能力開発関係厚生労働大臣表彰は、認定職業訓練の実施状況がきわめて優良な事業所・団体、認定職業訓練の振興・育成に多大の貢献があった人、また、技能検定に関し永年にわたり多大の貢献があり、ほかの模範となる事業所・団体などに対して行われる。今年度の受賞者は、認定職業訓練関係が団体1団体、功労者22人、技能検定関係が事業所20社、団体17団体、功労者97人、技能振興関係が事業所4社、団体4団体となっている。また、職業能力開発論文コンクールは、職業能力開発にたずさわっている人が執筆した論文のなかから優秀なものを選び成果を讃えるもので、1973年度から実施(第2回の1974年度以降は隔年実施)され、今回で30回目となる。今年度は、厚生労働大臣賞・特選に、山中裕二さん(当機構香川支部四国職業能力開発大学校)の「環境エネルギー技術をアクティブラーニングで学ぶ訓練効果の検証と継続的改善」が選ばれた。このほか、厚生労働大臣賞・入選2論文、特別賞・独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞3論文、特別賞・中央職業能力開発協会会長賞1論文が選ばれた。テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)を決定厚生労働省厚生労働省は、2019(令和元)年度「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)」の受賞者を決定。昨年11月25日に開催された「『働く、が変わる』テレワークイベント」(総務省・厚生労働省・経済産業省・国土交通省の共催)において、表彰式が行われた。テレワークとは、パソコンやインターネットなどの情報通信技術(ICT)を活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方をさし、育児などと仕事の両立などワーク・ライフ・バランスの実現や向上に役立つほか、生産性の向上や雇用の創出につながるなど、高齢者雇用推進も含めて、さまざまなメリットがあるといわれ、推進されている。この表彰制度は、テレワークの活用によって、労働者のワーク・ライフ・バランスの実現に顕著な成果をあげた企業・団体や個人を表彰するもの。5回目となる今年度の表彰では、「優秀賞」に1社、「特別奨励賞」に4社、「個人賞」に1人が選ばれた。今年度の受賞者は次の通り。【優秀賞】 大同生命保険株式会社【特別奨励賞】 株式会社キャスター 東急株式会社 株式会社リコー リコーITソリューションズ株式会社【個人賞】 角すみ 香かおり里氏(特定非営利活動法人チルドリン徳島)イクメン企業アワード2019・イクボスアワード2019の受賞企業・受賞者を決定厚生労働省厚生労働省は、「イクメン企業アワード2019」の受賞企業と「イクボスアワード2019」の受賞者を決定した。これらのアワードは、育児を積極的に行う男性=「イクメン」を応援し、「イクメンプロジェクト」の一環として、働きながら安心して子どもを産み育てることができる労働環境の整備推進を目的に、企業や個人を表彰するもの。■イクメン企業アワード2019両立支援部門   男性従業員の育児と仕事の両立を推進し、業務改善を図る企業を表彰するもので、7回目を迎える。今回はグランプリ2社、特別奨励賞2社を選定した。 【グランプリ】 アフラック生命保険株式会社 株式会社コーソル 【特別奨励賞】 全日本空輸株式会社 パシフィックコンサルタンツ株式会社■イクボスアワード2019   部下の仕事と育児の両立を支援する管理職=「イクボス」を企業からの推薦によって募集し、表彰するもの。6回目となる今回は、グランプリ2人、特別奨励賞2人を選定した。 【グランプリ】オリックス・クレジット株式会社 古こ賀が唯ただ泰やす氏株式会社シンコーメタリコン 玉たま置おき千ち春はる氏 【特別奨励賞】社会福祉法人あいのわ福祉会 佐野 佑ゆう氏都市産業株式会社 藤田 勲いさお氏

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る