第38回脳力アップトレーニング!働くための2111081❶❷❸32456719時分11121210987時分36637890121時分2111❸10(22)時33分❷ 5(17)時25分❶ 7(19)時17分篠原菊紀(しのはら・きくのり)1960(昭和35)年、長野県生まれ。公立諏訪東京理科大学医療介護健康工学部門長。健康教育、脳科学が専門。脳計測器多チャンネルNIRSを使って、脳活動を調べている。『中高年のための脳トレーニング』(NHK出版)など著書多数。2020.864今回の問題では、いつも見ている時計が反転されていたり、向きが変わっていたりします。これを読み解くには、頭のなかで元の形をイメー脳を刺激し、リフレッシュ!社会情勢、働き方改革、新しい生活様式の提唱によって、私たちの生活形態は変わりつつあります。テレワークやオンライン授業などの環境に慣れないうちは、何かとストレスを受け、思考もネガティブになりがちです。そのようなときは、脳に刺激を与えて気持ちを切り替えていくことが大切です。ジして考えることが必要であり、このときに空間認知にかかわる脳部位が活性化します。また、好きな言葉や数字などを反転して(鏡文字で)書いてみることも効果的です。イメージするだけでなく、実際に手を動かすことで運動を司る脳領域も刺激され、さらに脳活動は高まります。楽しく脳を刺激し、フル回転させて、気持ちや生活を前向きに転換していきましょう。【問題の答え】4545 「10時10分を示す時計を書きなさい」という問題は、認知症のスクリーニングテストでは定番の一つです。高齢者の免許更新時認知機能テストにも組み込まれています。今回はそのむずかしいバージョン。心してチャレンジしてください。次の時計は何時何分でしょうか?目標3分時計問題
元のページ ../index.html#66