エルダー2020年9月号
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 年齢が上がるにつれ、自身の体調や家族の介護などの問題により、フルタイムでの勤務がむずかしくなる一方で、自分の知識や経験を活かし、仕事のほかにも、空いた時間を活用して地域や社会に貢献できる活動に取り組む高齢者は少なくありません。 つまり高齢者は、個々の事情や志向が異なり、働き方のニーズが多様化していくため、現役世代以上に「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」の重要性が大きくなるといえるでしょう。 そこで今回は、「高齢社員のワーク・ライフ・バランス」をテーマに、高齢者が働きやすい勤務制度や、仕事と同時に“ライフ”を充実させるための方策について考えてみたいと思います。特  集高齢社員のワーク・ライフ・ワーク・ライフ・バランスバランス

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