エルダー2021年2月号
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高年齢者雇用安定法が改正―70歳までの就業機会確保に向けて―2021(令和3)年4月より、改正高年齢者雇用安定法が施行され、70歳までの就業機会確保(高年齢者就業確保措置)が企業の努力義務となります。今回の法改正のポイントは、定年延長や継続雇用制度などの自社での雇用延長だけではなく、他社への再就職や、フリーランスとしての就業、社会貢献活動といった選択肢も示されたことです。こうした状況に企業としてどう対応していくべきか、お悩みの読者も少なくないのではないでしょうか。そこで今回は、改正法の概要とともに、70歳まで働ける仕組みを整えるための準備について解説するほか、改正法の施行に先駆けて70歳就業に取り組んでいる企業事例を紹介します。高齢者がより長く、活き活き働ける職場環境の実現に向け、参考にしていただければ幸いです。特 集―

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