エルダー2022年5月号
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エルダー55A「一人ひとりが自覚を持って、若手を育てるという立場を改めて理解してくれたことで、業務のなかでさまざまな変化がみられており、効果が出ていると感じています」利用コース情報訓練コース名:「後輩指導力の向上と中堅・ベテラン従業員の役割」訓 練 期 間:2020年12月(1日・6時間) 受 講 者 数:6名~生産性向上支援訓練は当機構ホームページよりご確認ができます~https://www.jeed.go.jp/js/jigyonushi/d-2.html詳しくは各都道府県の生産性向上人材育成支援センターまでお問い合わせくださいミドルシニアコース利用者の声訓練を利用した事業主の方の声 ~代表取締役 永川様~訓練を受講した従業員の方の声 ~中島様~永川建設株式会社 様プロフィール所  在  地:長崎県西彼杵郡 従 業 員 数:55名事 業 内 容:総合建設業※記載の組織情報等は令和2年度時点のものです 業務上多くの資格を取得する必要があるため、その取得のために知識を身につけることはあっても、そのほかの教育を受ける機会は少ないと感じていました。特に、後輩指導については、昔は「職人は技術を先輩から盗んで覚えるもの」といわれていましたが、現在ではその方法は通用せず、基本的なことから指導して身につけさせる必要があると感じていたことから、いまの時代に合った指導法について学ぶことができる機会を探していました。 また、ここ最近はハラスメントの防止、ということが業界内で重要視されており、そのためにはコミュニケーションが重要と考えていました。昔は現場への行き帰りや休憩時間など、仕事の話、日常の話をする機会が多かったものの、いまの若手社員とはそういった機会が減っており、会話をしないことでストレスをため込んでしまうことが心配でした。コミュニケーションを取ることは仕事の効果的な進め方や安全性にもつながるため、そういった部分も含めてコミュニケーションの重要性についても教育を行う必要があると考えていました。 今回の訓練を受講し、受講者一人ひとりがさまざまなことに気がつき、後輩指導についての認識・意識が変わったことが一番よかったと考えています。一人ひとりが自覚をもって、若手を育てるという立場を改めて理解してくれたことで、業務のなかでさまざまな変化がみられており、効果が出ていると感じています。ただ、同じ状況では甘い考えがでてきてしまい、ミスにつながったりすること、人は一度学んだだけでは忘れてしまうことから、継続的に訓練を利用したいと考えています。また、今回は中堅層以上を対象とした訓練でしたが、若手社員の育成にも力を入れたいと考えているので、今後もさまざまな訓練を利用したいと考えています。A 今回の訓練を受講し、受講者一人ひとりがさまざまなことに気がつき、後輩指導についての認識・意識がA 今回の訓練を受講し、受講者一人ひとりがさまざまなことに気がつき、後輩指導についての認識・意識が変わったことが一番よかったと考えています。一人ひとりが自覚をもって、若手を育てるという立場を改めてA変わったことが一番よかったと考えています。一人ひとりが自覚をもって、若手を育てるという立場を改めて理解してくれたことで、業務のなかでさまざまな変化がみられており、効果が出ていると感じています。ただ、A理解してくれたことで、業務のなかでさまざまな変化がみられており、効果が出ていると感じています。ただ、同じ状況では甘い考えがでてきてしまい、ミスにつながったりすること、人は一度学んだだけでは忘れてしまうA同じ状況では甘い考えがでてきてしまい、ミスにつながったりすること、人は一度学んだだけでは忘れてしまうことから、継続的に訓練を利用したいと考えています。また、今回は中堅層以上を対象とした訓練でしたが、Aことから、継続的に訓練を利用したいと考えています。また、今回は中堅層以上を対象とした訓練でしたが、若手社員の育成にも力を入れたいと考えているので、今後もさまざまな訓練を利用したいと考えています。A若手社員の育成にも力を入れたいと考えているので、今後もさまざまな訓練を利用したいと考えています。A 若手社員の育成が課題だと感じていました。訓練を受講して、いまの若手社員と自分が若手社員だったときでは考えが違うので、それを理解することが大切だと感じました。現在はそのようなことを意識して取り組んでおり、若手社員から相談を受けることなども増えているように感じています。今後は怒る、叱るではなく、理解させること、できたときにほめるなど、コミュニケーションをとりつつ、よい環境づくりができればよいと思っています。 部下の仕事に対する熱意が伝わってこないことに悩んでいました。今回の訓練を受講して、悪いところばかり指摘するのではなく、よい部分を認めほめることの大切さを知ることができました。また、自分の感情をコントロールすることで、部下も自分も仕事がしやすい環境をつくっていけることが可能であると気がつき、日々ガミガミ怒らないよう心がけた結果、作業場でも笑顔が見られ、笑い声がでるようになり、嬉しく思っています。代表取締役 永川 様 Q 訓練を利用したきっかけについて、教えてください。 Q 訓練を利用した感想と、今後の抱負をお聞かせください。 Q 訓練を受講した感想と、今後の抱負をお聞かせください。生産性訓練紹介ページへ

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