エルダー2022年6月号
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エルダー53多様な出身者が参加していることもわかった。﹁その他の組織の内訳﹂:主な組織をあげると学校法人の出身者がもっとも高く36%、次に医療法人18%、消費生活協同組合5%、宗教法人3%であった。●現在、受け入れている「外部組織の人材」の属性全体として﹁定年退職した人﹂の割合がもっとも多く、﹁転職してきた人﹂、﹁今も在籍している人﹂もそれぞれ受け入れられていることがわかった(図表4)。企業出身者の属性は、定年退職した人、転職してきた人、今も在籍している人が、それぞれ約5割であった。行政出身者の属性は、定年退職した人が約6割でもっとも多く、今も在籍している人が約3割、転職してきた人が約2割であった。その他の組織出身者の属性は、今も在籍している人がもっとも多く約5割で、定年退職した人および転職してきた人はともに約4割であった。各属性ともに﹁今も在籍している人﹂が一定の構成比で存在するが、専門知識を活かすボランティア(プロボノ)、さまざまな領域を支援するボランティア、嘱託/契約職員/アルバイトの立場で、ある組織に在籍しながら団体に貢献していることがうかがえる。図表3  受け入れている「外部組織の人材」の出身組織いる85.9%民間企業行政その他の組織※いない14.1%いる38.0%いない62.0%いる37.3%いない62.7%図表2 受け入れ先での「外部組織の人材」の立場0102030405060(%)役員正職員嘱託/契約職員/アルバイト特定領域の専門知識を活かすボランティア(プロボノ)さまざまな領域を支援するボランティア外部組織からの出向者インターンその他の立場(ポジション)わからない・覚えていない40.0%42.7%48.2%26.1%25.9%7.3%5.9%5.7%0.9%N=440 複数回答図表4 現在、受け入れている「外部組織の人材」の属性定年退職した人転職してきた人今も在籍している人その他定年退職した人転職してきた人今も在籍している人その他48.9%46.6%48.9%6.3%010203040506070(%)定年退職した人転職してきた人今も在籍している人その他62.3%23.4%32.3%5.4%36.0%39.6%50.6%4.9%「企業人材」の属性N=378「行政人材」の属性N=167民間企業や行政以外の「他の組織の人材」N=164※「その他の組織の内訳」:主な組織をあげると学校法人の出身者が最も高く36%、次に医療法人18%、消費生活協同組合5%、宗教法人3%であった。(注)「現在受け入れている」N=440を100としたときの割合

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