エルダー2022年7月号
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2022.7341)現状把握〜基本方針の決定情報収集、現状把握を行ったうえで経営層の関与を得て、体制にも配慮しつつ、方針を決定する。2)制度検討・設計、具体的検討・決定まずは、人事部門などで定年の引き上げ方(時期、対象者など)や、高齢社員の役割などについて検討する。制度の概要が示されたら、各職場で高齢社員に担当してもらう職務などについて具体的に検討する。3)説明・実施制度導入の理由や制度の内容について、社員にしっかりと説明し、理解してもらう。そして制度を実施する際には、高齢社員に戦力となってもらえるよう、さまざまな施策も展開していくことが必要。役割を明示し、その役割に沿って能力が発揮できるよう、意識啓発、教育訓練や健康管理支援を行うことが望まれる。4)見直し・修正実施後も定期的に現状把握を行うとともに、運用状況を把握したうえで修正を行う。

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