エルダー2022年11月号
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っと水み野の勝か之ゆさん(80歳)はもともと自営業を営増ま田だ美み知ち恵えさん(72歳)は65歳で入社し、官浜は本もテイ子さん(81歳)は78歳のときに入社。大お澤さ晴は美みさん(66歳)は、子育てが一段落しるわおまとすきつずなきろいし西に英え子こさんは話す。55歳以上を積極的に採用しう!』とねぎらってくれたことが原動力になり、いまも仕事を続けています」と話す。(5)今後の課題属意識の向上が今後の課題だという。「高齢社員の方々には、ボリューム層となっている40代の社員のメンターになってもらいたいと期待しています。高齢社員は仕事に対して責任感と熱意が強い方たちが多く、そうした精神面の部分も若手には受け継いでほしいですね。逆に、高齢社員と協業ができる若手社員を育てることも必要になってきています」と総務部のていることから、今後も増える高齢社員を若手が支え、相互に支え合う仕組みづくりを目ざす。組みと、社会インフラを支える同社の事業は、これからも社会に大きな貢献をしていくことだろう。高齢社員と若手社員との協業と、さらなる帰高齢社員の能力を最大限に引き出す同社の取▼法定外福利厚生制度の導入社員が勤務外でのけがや病気により通院または入院し、欠勤しなければならない事態となった場合に、通院・入院費用および治療費の一部を負担する制度を導入している。この制度は例年10人ほどが利用しており、「本当に助かった」と感謝の声が届いている。慶弔見舞金制度では、すべての社員やその家族の結婚・出産のお祝い金と死亡弔慰金、傷病見舞金を支給して、ライフイベントをサポートしている。▼安否確認システムの導入社員の安否確認のスピード化と連絡体制を強化するため、個人の携帯電話、スマートフォンなど、デジタル機器で安否確認ができる連絡網システムを導入した。▼コミュニケーション活性化の取組み創刊35年の社内報『あかしや』を毎月発行している。もともとは会社から社員への情報発信型の媒体だったが、2019年より社員による社員のための媒体へ転換。本社スタッフが所属現場を訪問して取材をすることで、互いに顔見知りになり、コミュニケーションが活性化した。また、社員からの投稿や応募コーナーを設けたところ、「毎月楽しみにしている」という声が多くなった。社長が当月誕生日の社員一人ひとりに直筆のバースデーメッセージを贈るコーナーは、1年で全社員を紹介することができ、社員間でも大きな話題になるそうだ。(4)高齢社員の声凍機、ボイラー、運転・保守管理などの関連資格を保持し、市立病院の施設設備管理をになう。「温度管理の不調を修理した際にはお客さまから感謝され、やりがいを感じました」と話す。管理業務は労働時間が長いことから、先月から勤務日数を減らしたが、いつも笑顔で元気に職務を全まうしている。んでいたが、70歳のときに当時の顧客だった同社の現会長の紹介で入社した。清掃設備の貯水槽設備作業・点検における現場監督を担当。「高齢になって働かせてもらえるのが嬉しい。仕事が続けられるかぎり働きたい」と話す。公庁の施設の清掃を担当する。「障害のある社員とペアで仕事に就いています。仕事が続けられるかぎりがんばります」と力強く話す。公共施設の清掃を担当している。「だれに見られても恥ずかしくない仕事がしたいですね。仕事があることはありがたいし、誇りに思っています」と仕事へのこだわりを語る。た42歳で同社に入社。初めて清掃の仕事に就いたという。「仕事を始めたばかりのころ、当時の社長が『いつもきれいにしてくれてありがと23(前列左から)浜本テイ子さん、大澤晴美さん、(後列左から)水野勝之さん、金谷明洋さん、増田美知恵さん57歳で入社した金か谷や明あ洋ひさん(68歳)は、冷

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