エルダー2022年11月号
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■■■■■■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■7野■浩■美■教授が登壇。3社の代表者による自社の独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は10月5日(水)、厚生労働省との共催で、「令和4年度高年齢者活躍企業フォーラム」を開催した。同フォーラムは、「年齢にかかわらずいきいきと働ける社会」を築いていくために、企業や個人がどのように取り組んでいけばよいのかを一緒に考える機会として開催。会場には例年、企業の人事・労務担当者らが多数参加するが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、会場の観客を100人に限定し、令和3年度に続いて同時ライブ配信を行った。同フォーラムでは、高齢者が働きやすい就業環境にするために企業等が行った創意工夫の事例を募集した「高年齢者活躍企業コンテスト」の表彰式と、産業医科大学の神■代■雅■晴■名誉教授による基調講演、コンテスト入賞企業による事例発表、トークセッションを実施した。はじめに、羽■生■田■俊■厚生労働副大臣と当機構輸■株式会社、社会福祉法人愛■誠■会■の6企業・団悟■代表取締役は、これまでの同社の歩みをふりの湯■浅■善■樹■理事長による主催者挨拶があり、その後に行われた表彰式では、厚生労働大臣表彰として、最優秀賞の株式会社恵■那■川■上■屋■をはじめ、優秀賞の株式会社トーケン、モルツウェル株式会社、特別賞の八■雲■製■菓■株式会社、五■條■運■体に、羽生田副大臣より賞状が授与された。最優秀賞を受賞した株式会社恵那川上屋の鎌■田■真■返りながら、「これからも高齢社員の持つ知識と経験を事業に活かし、多くの人を幸せにできる会社にしていきたいと思います。本日はありがとうございました」と受賞の感謝と今後の事業活動への決意を述べた。次に、当機構理事長表彰として、優秀賞の株式会社ヴィオーラをはじめとする8社に湯浅理事長より賞状が授与された。また、特別賞の16企業・団体名が紹介された。表彰式後の基調講演で神代氏は、「人生100年時代のスマイルワークデザイン〜高齢者が快適に働くことができる職場づくり〜」をテーマに、働くことと長くつきあえる高齢者をつくるための職場改善対策や、労働寿命と労働適応能力、労働意欲と健康寿命の関係などについてデータや事例を交えて解説した。休憩後に行われたトークセッションでは、入賞企業から株式会社恵那川上屋(清■見■賢■一■総務人事部長)、株式会社トーケン(根■上■健■正■代表取締役会長)、モルツウェル株式会社(野■津■昭■子■専務取締役)の3社の代表者と、コーディネーターとして事業創造大学院大学事業創造研究科の浅■取組み内容と制度などの発表とトークセッションが行われた。トークセッションでは、コーディネーターである浅野氏からの、70歳超の就業機会確保に向けた取組みの苦労や、意欲を持って長く働いてもらうための工夫、高齢社員も含めた学び・学び直しなどの質問に対し、各代表者が実感のこもった言葉で具体的な取組み内容やその考え方などを語った。本誌2023年1月号で掲載する予定。なお、基調講演とトークセッションの詳細は、令和4年度「高年齢者活躍企業 フフォォーーララムム」」をを開開催催高齢者雇用先進企業14企業・団体を表彰当機構の湯浅善樹理事長による挨拶エルダー特集令和4年度 高年齢者活躍企業コンテスト

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