エルダー2023年1月号
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江戸提灯職人瀧た澤ざ光み雄おさん(82歳)つわきん提灯づくりの全工程をになえる数少ない存在ょう日本の伝統的照明器具の一つ、「提ち灯ち」。現在はビニール製の火袋※1に不透明水彩絵具で文字を描いた提灯が主流のなか、昔からの技術を守り続けている数少ない工房の一つが、100年以上続く「江戸提灯」の老舗、「瀧澤提灯店」である。3代目の瀧澤光雄さんは、※1  火袋……灯りを覆う部分提灯づくりの全工程をになえる職人として、2012︵平成24︶年度「東京マイスター知事賞」を受賞している。独自の「書体」を身につけ満足される作品をつくる61エルダー vol.323

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