エルダー2023年3月号
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ベテラン・シニア社員へのキャリア支援施策について〝〜C社a員rのe自e律rをC支a援nすvaるsProgram〟〜ソニーグループは、エレクトロニクス事業からスタートして、現在ではゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、金融、半導体といった幅広い領域で事業を展開しています。各事業を分社化しており、人事の機能について、ソニーCanvas Program」は、人生80年をベースに考える「社員のキャリア自律」を支援するプログラムです。また、単に、個々の施策・制度の導入ではなく、メッセージも含めたシナリオのあるパッケージを提示していることが特徴です。を活かすだけではなく、専門性やスキルを継続的にアップデートしていくことが重要であると考えており、社員のキャリア自律をベースにして、自らの意思で社内外問わず、さまざまな道を選んでいける風土・文化に変えていくことが目的であるということが、ポイントとなっています。ら将来の資産形成をしてもらい、それぞれのキャリアライフに合ったタイミングで、社内外の新しいキャリアに進んでもらうものです。そまた、ベテラン社員の活躍支援として、経験プログラムは、ソニーで活き活きと働きなが 大お塚つ康やすし おか ソニーピープルソリューションズ株式会社「生涯現役社会の実現に向けた自律的キャリア形成」ピープルソリューションズ株式会社という別会社として、当社で各事業を支援しています。ソニーグループでは、会社と社員の関係について、「ソニーのパーパスである『感動』をつくり出すのは一人ひとりの特別な『個』であり、それを受け入れる『場』がソニーである」と定義しています。そして、会社と社員がもたれ合うことなく、「都度、選び合い、応え合う」関係であるとして、「自分のキャリアは自分で築く」というワードが、ソニーのなかで以前から、いわゆるキャリアを語る言葉として周知され、社員に定着しています。2017(平成29)年にスタートしたベテランとシニア社員向けの「Career EC人事部統括部長令和4年度生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム人生80年をベースに考えるチャレンジと学びの支援プログラムを整備企業事例発表③《特徴的な取組み》●会社と社員が「都度、選び合い、応え合う」関係であるとの考え方から、「自分のキャリアは自分で築く」という言葉が、以前から社内で周知され、社員に定着している●「Cキaャreリeアr に導入し、社内・外の新しいキャリアへ進むことを支援している●「シニアインターンシップ(社外体験プログラム)」により、中小企業支援体験、地方創生体験、ワンデイ仕事体験などのプログラムを展開しているCanvas Pプroロgグraラmム」を2017年 カンバス特集生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム〈東京会場〉15エルダー11月1日

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