社員の働きがい向上に向けさまざまな施策を展開っりよういよ豊と田だ合ご成せ株式会社(愛知県清き須す市)豊田合成株式会社は、愛知県の尾お張わ地方に位置するトヨタグループの高分子系部品メーカー。ゴム・樹脂を材料とする自動車部品の開発から製造・販売までを手がけている。トヨタ自動車工業株式会社のゴム研究部門が独立し、国こ華か工業株式会社名古屋工場を経て、1949(昭和24)年6月に名古屋ゴム株式会社として創業。その後、1973年に豊田合成株式会社に改称した。創業から70年以上の歴史を持ち、2001(平成13)年ごろから、海外拠点数・売上げが増加。2023(令和5)年10月現在、世界16の国と地域で事業を展開しており、63のグループ会社がある。従業員数は全世界で約4万人、海外売上げ比率は55%となっている。そのような同社の事業活動を支える基盤となっているのが、社員の「働きがい」である。しかし、2018年に同社の労働組合が組合員5795人を対象に「働きがいアンケート」を行ったところ(有効回答数5340件、92・1%)、特に"仕事のやりがい・成長感"が、前回調査(2016年)より低下していることが明らかになったという。そこで同社では、従業員のさらなる働きがい向上に向けた取組みを推進している。2019年には、職場ヒアリングを通して明らかとなった「シニア・若手・監督者」の課題について、労使で継続的な議論をスタート。それを受けて2020年に「働きがいプラス委員会」を発足した(図表1)。同委員会では、幅広い部署からメンバーを募り、①シニア、②若手/中堅、③監督者の分科活動を支える事業基盤の強化従業員エンゲージメントの向上へ働きがいプラス委員会職場の困りごと解決(ヒアリング・懇談)23Ⓒ豊田合成株式会社特集ミドル世代から始める 生涯現役時代のキャリア研修図表1 働きがい向上の取組み(これまでの実施事項)働きがい向上への取組み201865歳定年制若手キャリア形成活動シニア・若手・監督者に課題あり上司の「ビジョン・想い」を伝える・まずは仕事の目的/意義を上司の「想い」として伝える「マネジメント宣言」をスタート・職場ヒアリングから出てきた「シニア・若手・監督者」の課題を、労使で継続的に議論各職場にて「マネジメント宣言」活動開始エルダー201920202021事例33シミニドアル層・のベ働テきラがンい層へ創の出充に実つしなたげ施る策から
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