■■■■■■■■■★大分県は九州地方の北東部にあり、山海の自然環境と温暖な気候に恵まれて、「関あじ・関さば」、「豊■後■牛」などのブランド食材をはじめ、かぼす、しいたけなど四季折々の食材が豊富です。また、県の観光PRキャッチフレーズとして「おんせん県」を標■榜■している通り、源泉数、湧出量、地熱発電電力量は日本一を誇ります。産業の特徴を見ると、鉄鋼、石油化学、自動車、半導体など多様な業種の企業がバランスよく立地しており、県中部の大分市は国内有数の製鉄所と石油化学コンビナートを備えた臨海工業地帯を擁し、県北部の中■津■市、宇■佐■市、豊■後■高■田■市は自動車産業などの第2次産業が盛んです。地場企業と進出企業が共生・発展する産業集積が進み、製造品出荷額は福岡県に次いで九州第2位となっています。第138回大分県■■JEED大分支部高齢・障害者業務課の池■田■悟■課長は、県の高齢者雇用の状況と支部の取組みについて次のように話します。「2022(令和4)年の高年齢者雇用状況等報告では、『66歳以上まで働ける制度のある企業』、『70歳以上も働ける制度のある企業』がともに全国3位と、高齢者雇用の取組みが先行しています。当支部では、大分労働局などと連携し、70歳までの就業確保措置の導入を目ざして、70歳雇用推進プランナー等による相談・助言活動を実施し、制度導入に関する進め方などをご案内しています」同支部で活躍するプランナーの1人、加■嶋■慎■介■さんは、特定社会保険労務士の資格を持ち、人事労務管理の専門家として、県内事業所の健全な発展を支援しています。今回は、加嶋プランナーの案内で、「公益社団法人あじむ農業公社」を訪れました。■■このコーナーでは、都道府県ごとに、当機構(JEED)の70歳雇用推進プランナー(以下、「プランナー」)の協力を得て、高齢者雇用に理解のある経営者や人事・労務担当者、そして活き活きと働く高齢者本人の声を紹介します。(60歳以上男女内訳)男性(8人)、女性(2人)2人 (15.4%)(年齢内訳) 60〜64歳 65〜69歳 5人 (38.5%) 3人 (23.1%)70歳以上 ▶定年・継続雇用制度正規職員の定年は60歳、希望者は70歳まで継続雇用。臨時職員の定年は70歳、希望者は75歳まで継続雇用。最高年齢者は71歳2023.1234公益社団法人あじむ農業公社の直営ぶどう園(うち正規職員数1人)企業プロフィール地域農業を支える誇り高い仕事をにない無理のない働き方で、生涯現役を目ざす大分県宇佐市公益社団法人あじむ農業公社(大分県宇■佐■市)▶創業 1997(平成9)年▶業種 農業▶職員数 13人
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