エルダー2023年12月号
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江戸小こ紋もや友ゆ禅ぜなど、着物の生地に柄を染める「型染め」に用いられる道具、型紙。なかでも三重県鈴す鹿か市でおもに生産される伊勢型紙は、千年以上の歴史を持ち、国の伝統的工芸品に指定されている。緻密な職人技による型紙の美しさが評価され、近年は型染めの道具だけでなく、灯りやインテリアなどにも用いられている。「伊勢型紙は、美み濃の和わ紙しを3枚、繊維の向きを交互にして柿か渋しで貼伊■勢■型■紙■彫刻師■■さきやききぶずうんん型紙づくりの技術を活かし文化財の復元・修復にも貢献宮み﨑ざ正ま明あさん(70歳)緻密で正確な手作業でいにしえの柄を現代に再現61エルダー vol.334

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