エルダー2024年1月号
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市■市、(旧)日光市、藤■原■町■、足■尾■町■、栗■山■村■■■■■■■■■■■公益社団法人日光市シルバー人材センター(栃木県日光市)全国で1308センターが活動会員の力を地域のニーズに活かす「シルバー人材センター」は、高齢者が会員となり、本人のライフスタイルに合わせて、臨時的・短期的な仕事に就き、働くことを通じて生きがいを得るとともに、社会参加を通じて、地域社会の活性化に貢献している。シルバー人材センターは、原則として市区町村単位で設置されており、2023(令和5)年3月末現在、1308団体が公益法人として活動している。各センターは、「自主・自立、共働・共助」の共通理念に基づき、それぞれが独立した運営を行い、会員拡大に励み、高齢者の力を仕事やボランティア活動に発揮できる環境を整え、地域の多様なニーズにつなげて応えている。「公益社団法人日光市シルバー人材センター」(以下、「日光市SC」)は、1986(昭和61)年9月に設立。2006(平成18)年3月に今■が合併して新たな日光市が誕生したことにともない、当時の今市市シルバー人材センター、藤原町シルバー人材センター、および日光市シルバー人材センターが同年4月に統合して新しい日光市SCとなり、現在に至る。2023年3月末現在、会員数は516人、2022年度の事業収入は約3億4000万円となっている。道路パトロール、広報、育児支援など多種多様な仕事を会員に提供日光市SCは、広大な市内に3カ所の事務所を置き、市域全体を対象とする市道巡回補修(道路パトロール)、市広報の配布、放課後児童クラブの運営、公共施設の管理、地域の高齢者の暮らしや通院のサポートなど、さまざまな仕事を市や公共団体から受託している。加えて、民間事業所や家庭から、庭木のせん定や草刈り、清掃、襖・障子張り替え、育児支援など多種多様な依頼を受注。それらの仕事をセンターの事務局が会員に提供し、会員はグループで仕事をシェアしたり、ローテーションで就業をしたりして、一人あたり月10日程度の就労日数で仕事に従事している。ており、地域特性などを活かし、日光杉並木観光ガイド、陶芸品・手芸品等の製作販売、手打ちそばの製造販売、刃物研ぎ、子ども書道教室を展開している。(放課後児童クラブ)の運営に最も多数の会員がたずさわり、子どもたちが放課後を安心して過ごせる環境づくりにおおいに貢献しているこまた、会員が主体的に行う独自事業も手がけこれらのなかでも、放課後児童健全育成事業15特集シニア世代のワーク・ライフ・バランスエルダー事例事例22ラライイフフススタタイイルルにに合合っったた働働きき方方をを地地域域をを支支ええるる多多様様なな仕仕事事ををにになないい

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