エルダー2024年1月号
21/68

ーーデンくしる■■■■sサundayzズoo店主奥お野の喜よ治はさん週末限定のコーヒースタンドに無類のコーヒー通が足しげく通う東京都江東区にある、清■澄■白■河■。清澄庭園に代表される下町情緒の色濃い街でありながら、モダンアートで知られる東京都現代美術館があり、さらに近年では最新スタイルのカフェが軒を連ねている。2015(平成27)年に、コーヒーのパイオニアであるブルーボトルコーヒー日本1号店が清澄白河にオープンしたことが大きな話題を呼んだが、その1年前に清澄白河でコーヒースタンドを創業したカフェの先駆者がいたことをご存じだろうか。2014年にコーヒースタンド「sunday奥野喜治さん。ハンドドリップでコーヒーを落とす間、妻の明美さんは常連客と楽しそうに世間話に花を咲かせる。「会社員」から念願の「個zoo」を開いた人事業主」へ転身が叶った奥野さん。決して平坦ではなかった10年の歩みをふり返っていただきながら、妻と二人三脚で切り盛りしてきたコーヒースタンドへの愛着と、一歩先の夢を語っていただいた。奥野さんの言葉のなかに、定年後起業のヒントが散りばめられている。全日空ひとすじに半世紀働きながら学んだこと「私は大阪の生まれです。高校を卒業後は大学進学を目ざしたのですが、なかなか叶わずに結局就職することに決めました。特に進みたい分野などはなかったのですが、全日空が高卒者を採用することを新聞で知り、『空の仕事は格好いいかな』と思い応募してみました。当時の全日空はいまほどの巨大企業ではなかったのですが、やはり人気が高く、すごい倍率であった19入口の看板も奥野さん自身でデザイン。道行く人が目をとめる特集シニア世代のワーク・ライフ・バランスエルダー事例事例33三三つつのの「「KK」」をを合合言言葉葉にに豊豊かかなな第第二二のの人人生生をを開開拓拓健健康康をを保保ちち、、謙謙虚虚ささをを忘忘れれずず、、感感謝謝のの心心をを抱抱きき続続けけるる

元のページ  ../index.html#21

このブックを見る