エルダー2024年2月号
3/68

1エルダーエルダー1LeadersTalkNo.105さん 2014(平成26)年に英オックスフォード大学のマイケル・オズボーン氏らが公表した論文で、「約半数の仕事がAIに代替される」と発表されてから10年。AIはわれわれの仕事にどんな影響を与えているのでしょうか。今回は、AIが労働市場に与える影響について長年研究を行っている山本勲教授にご登場いただき、AIが雇用に与える影響、そして高齢者の働き方との関係についてお話をうかがいました。山本勲AIの活用は雇用にプラス高齢者の経験・知識によりAIの精度向上へ慶應義塾大学商学部教授やまもと・いさむ日本銀行勤務を経て、2007年慶應義塾大学商学部准教授、2014年同教授、2018年より経済学部経済研究所パネルデータ設計・解析センター長。専門は応用ミクロ・マクロ経済学、労働経済学、計量経済学。著書に『労働時間の経済分析:超高齢社会の働き方を展望する』(共著、日本経済新聞出版社)、『人工知能と経済』(共編著、勁草書房)など。

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る