「50歳からのキャリア開発・支援、リスキリング〜シニアの活躍に向けて」 岡お本も真し治じ旭化成株式会社人事部キャリア開発室長のトランスフォーメーション」については、かねてより当社が大事にしている「人は財産、全ては人から」という考えのもと、「挑戦・成長を促す終身成長」と「多様性を促す共創力」を大きく打ち出しています。この中期経営計画の方針に則り、2022年4月にキャリア開発室を発足させました。キャリア開発の方針として、これからの変化の時代では、自身のキャリアについて中長期的な視野で、主体的に自分らしく適応力を上げていく「自」を掲げ、律的なキャリア形成」が重要となること、また、「終身成長」と「共創力」を軸に、一人ひとりと組織が仕事でつながり、両者が相乗的に活性化していく姿を目ざしてキャリア開発を推進していくことを掲げています。キャリア開発で目ざすのは、社員一人ひとりが、「これまでの自分を見つめ、これからの自「挑戦・成長を促す終身成長」と「多様性を促す共創力」令和5年度 生涯現役社会の実現に向けたシンポジウムキャリアについて、自ら「考える」、「学ぶ」、「行動する」ことを支援発表①旭化成のシニアキャリア施策についてAsahi)-Spiritilかとん(iblazer(開拓者たれ)」をスローガンに、サブ旭化成株式会社はマテリアル事業、住宅事業、ヘルスケア事業などを柱に持つ、総合化学メーカーです。1922(大正11)年に創業し、2022(令和4)年度に100周年を迎えました。その年度から3年間の中期経営計画をスタートし、次の100年に向けて「Be a Traタイトルに「AAnmal , 変革に向けグループ全体で取り組む四つの重要テーマを定めています。それが「グリーントランスフォーメーション」、「デジタルトランスフォーメーション」、「『人財』のトランスフォーメーション」と、この三つの領域で生み出される「無形資産の最大活用」です。特に、「『人財』分に興味を持ち、今の自分に関与し続ける」状態です。この自己成長により中期的な能力開発を、一方で、役割に対して能力を発揮し成果を上げていく、という2軸を置いて、次の成長を描いていきます。そして、上司によるメンバーとの対話・支援、会社・組織によるさまざまなキャリア開発施策を行っていくという、運営のスタイルを示しています。などの「節目のキャリア開発」と、そうした節目と節目の間にも上がっていく努力をする「日常のキャリア開発」の2種類があり、これらをうまく組み合わせながら、ダイナミックに成長し続けることが重要と考えています。この考えキャリア開発には、人事異動や役職が上がる11特集生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム 〜開催レポートⅡ〜エルダー10月27日開催
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