エルダー2024年5月号
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世帯の状況就業の状況(中高年者の生活に関する継続調査)の概況第18回中高年者縦断調査この17年間で、「夫婦のみの世帯」の割合は増加、「三世代世帯」、「親なし子ありの世帯」の割合は減少第1回調査(平成17年)から17年間の世帯構成の変化をみると、「夫婦のみの世帯」は、第1回21・4%から第18回47・3%と増加している。一方、「三世代世帯」は、第1回22・4%から第18回10・2%、「親なし子ありの世帯」は、第1回39・5%から第18回23・8%と減少している。また、第1回の世帯構成別に第18回の世帯構成をみると、「夫婦のみの世帯」に変化した割合は、「親なし子ありの世帯」が46・7%、「親あり子なしの世帯」が合は減少、「自営業主、家族従業者」、「パート・アルバイト」の割合は減少傾向をみると、「正規の職員・従業員」は、第1る。また、「自営業主、家族従業者」は第1ルバイト」は、第1回17・0%から第18回14・1%と減少傾向である(図表1)。いて、性別に第18回の就業状況をみると、男この17年間で、「正規の職員・従業員」の割第1回調査から17年間の就業状況の変化回38・6%から第18回2・6%と減少してい回15・3%から第18回11・9%、「パート・アまた、第1回で「仕事をしている」者につ厚生労働省政策統括官付参事官付世帯統計室厚生労働省は、2005(平成17)年度から、団塊の世代を含む全国の中高年世代の男女を追跡し、その健康・就業・社会活動について意識面・事実面の変化の過程を継続的に調査しています。このほど、第18回(2022〈令和4〉年)の結果がまとまりましたので、「就業の状況」を中心にその結果を抜粋してご紹介します。調査は、2005年10月末時点で50~59歳だった全国の男女を対象としており、第査の期日は2022年11月2日(水)、調査対象は1万9241人、回収数は1万8469人、回収率は96・0%でした(編集部)。5418回調査における対象年齢は67~76歳、調 42・8%と高くなっている。

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