エルダー2024年5月号
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職場のエンゲージメント向上に向けた取組み支援のためのリーフレットを作成厚生労働省は、職場のエンゲージメント向上に向けた取組み支援のためのリーフレットを作成し、働き方・休み方改善ポータルサイト内に公表した。 「エンゲージメント」には、代表的なものとして「ワークエンゲージメント」と「従業員エンゲージメント」の2種類がある。ワークエンゲージメントは、仕事にやりがい(誇り)を感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得ている状態をさし、個人と仕事との関係に着目している。一方で、従業員エンゲージメントは、企業などの所属組織への貢献意欲をさし、個人と組織との関係に着目している。エンゲージメント向上によって、おもに次の三つの効果が期待できるとされている。①組織に対する従業員からの信頼が高まる②従業員の能力が最大限に発揮される③従業員が健康に・活き活きと働き続けられるこれにより、従業員の定着や、生産性の向上などが期待できる。リーフレットでは、エンゲージメントの概念や、企業がエンゲージメント向上に取り組む意義、具体的な4社の取組み事例を紹介している。◆働き方・休み方改善ポータルサイト「ワークエンゲージメント」のページ◆リーフレット「働きがいのある職場づくりのために」ミドルシニアのキャリア開発の実態調査『ライフプラン情報ブック』改訂公益財団法人生命保険文化センターは、『ライフこの冊子は、結婚、出産・育児、教育、住宅取今回の改訂では、特集「データでみる物価の上一冊200円(税込・送料別)。申込みは、左記調査・研究発行物厚生労働省プロティアン・キャリア協会生命保険文化センターli.jli.jp/work-p/work-.jili.or.jp/ https://work-hoengagement/ https://work-hoengagement/pdf/01pdfdaymhwgodaymhwgo..l. .l.         一般社団法人プロティアン・キャリア協会は、ミドルシニア世代のキャリア開発に興味関心のある人事部門・キャリア支援者・経営陣ほか334人を対象として、ミドルシニアのキャリア開発の実態調査を実施した。調査結果から「ミドルシニアになったとき、身に着けたいスキル」についてみると、「専門スキル」が31%で最も多く、「コミュニケーション力」22%、「DXスキル」17%となっている。年代別にみると、「マネジメントスキル」と「リーダーシップスキル」、ニケーション力」を重視。65歳以上はまんべんなく求めている、という結果になっている。次に、「何歳まで働きたいか」という問いについてみると、「60〜70歳まで働きたい」が40%で最も多く、次いで「健康でいる間いつまでも」が30%、「70〜80歳まで働きたい」が22%となっている。一方で、「60歳より前に早期リタイアしたい」は6%にとどまっている。これを年代別にみてみると、最も多く、次いで「70〜80歳まで働いていたい」が38%、「60〜70歳まで働いていたい」が10%となっている。51〜64歳は、「60〜70歳まで働きたい」がいる。https://wwwプラン情報ブック―データで考える生活設計―』(B5判、カラー60頁)を改訂した。得など、人生の局面ごとに、経済的準備にかかわるデータや情報をコンパクトかつ豊富に掲載するとともに、「万一の場合」や「老後」に関する自助努力で準備すべき金額の目安を具体的に計算して活用できるなど、高齢者の生活設計を考えるうえで参考となる情報を掲載している。昇」、「データでみる賃金の上昇」を新規に掲載している。また、「遺言書に何を書く?」、「海外留学と奨学金」、「リフォーム費用はいくらくらい?」の各データも新規に掲載。加えて、「公的な老齢年金の仕組みは?」などの情報を最新化している。ホームページより。59エルダー25%、「健康でいる間いつまでも」が22%となって49%で最も多く、「70〜80歳まで働いていたい」が65歳以上は「健康でいる間いつまでも」が43%で51〜64歳は「専門スキル」、「DXスキル」、「コミュ20〜35歳は「リーダーシップスキル」、36〜50歳はニュース ファイル2024.5 May

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