エルダー2025年1月号
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エルダー19特集65歳以降も働ける職場のつくり方不動産売買仲介を軸に多角的に不動産売買仲介を軸に多角的に展開する総合不動産流通企業展開する総合不動産流通企業東急リバブルは、不動産流通に特化した会社として1972(昭和47)年に誕生した総合不動産流通企業。それまで、個人や中小企業が主体だった売買仲介業に大手不動産企業として初めて進出し、以来、数々の先進的なサービス、業界の拡大と信頼性の向上に取り組んできた不動産流通のパイオニアだ。日本国内では、首都圏を中心に、関西圏のほか、札幌、仙台、名古屋、福岡と主要都市で事業を展開している。「当社は東急不動産ホールディングスグループの中核企業として、不動産流通事業を所管し、社会情勢やお客さまのライフスタイル、住環境に視点を置いてそのニーズに応え成長してきました。創業当時からの中核事業である売買仲買業を発展させ、賃貸仲介、不動産ソリューション、新築販売受託、不動産販売の事業などを開拓し、多様な事業領域でノウハウを活かした独自サービスの提供に努めています」と経営企画部広報課の市いち川かわ和かず也なり課長は説明する。また、社員が成長と働きがいを感じられる企業を目ざし、人材育成、働き方改革にも積極的に取り組んでいる。独自の若手育成プログラム『虎の巻プロジェクト』は「標準化・体系化されたプログラム及び評価基準」を用いた育成が評価され、2018(平成30)年に第7回「日本HRチャレンジ大賞」※において「大賞」を受賞している。同社の社員数は連結で3945人(2024〈令和6〉年3月末現在)。定年は60歳で、2024年10月1日時点での、60歳以上の再雇用者は74人。職務は営業、準営業、事務に大きく分※ 人材領域で優れた新しい取組みを積極的に行っている企業を表彰するもの。 主催は日本HRチャレンジ大会実行委員会経営管理本部人事部人事課の進士剛課長(左)、経営企画部広報課の市川和也課長(右)東急リバブル株式会社(東京都渋谷区)6565歳以上を対象とする「エージェント制度」を導入歳以上を対象とする「エージェント制度」を導入年齢上限なく意欲と人脈を活かす働き方を提供年齢上限なく意欲と人脈を活かす働き方を提供事例事例22

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