エルダー19特集高齢社員の「学び直し」を考える地域最大級の福祉医療関連グループ地域最大級の福祉医療関連グループ高齢者をはじめ多様な人材が活躍高齢者をはじめ多様な人材が活躍岐阜県各務原市にある社会福祉法人フェニックスは、「保健・医療・福祉サービスを通じて健康で活気ある地域づくりに貢献する」を標榜するフェニックスグループの一員として、2000(平成12)年に創業した(当時の名称:社会福祉法人暖家)。フェニックスグループは1988(昭和63)年に有床診療所を開設して以来、岐阜県各務原市を拠点として、地域ぐるみで「自立支援」と「リハビリテーション」の分野で事業を展開するなかで、社会福祉法人のほか、特定医療法人なども開設しており、2025(令和7)年3月現在、グループ全体で31の事業所を運営し、約540人の職員が勤務する、地域最大級の福祉医療関連グループとなっている。近年は「スタッフよし、ご利用者よし、地域よしの“三方良し”」を経営方針とし、ダイバーシティ型人財確保・育成にも取り組んでいる。同グループでは「フェニックスウェイ」という理念を掲げ、「スタッフおよびその家族は大切なファミリーであり、私たちの財産」とし、「スタッフの持てる力が充分に発揮できるよう全力で応援・支援する」ことを明言している。社会福祉法人フェニックスでも、この理念に基づき、2015年から「ダイバーシティ型人財育成・活躍プロジェクト」を推進し、事業所内保育所の設置など、職員のライフスタイルやライフステージに応じた柔軟で多様な勤務制度を整備。高齢者はもちろん、外国人や障害者も含めたあらゆる職員が働きやすい職場環境の整備に努めてきた。社会福祉法人フェニックスが運営する特別養護老人ホーム「メゾン ペイネ」高齢職員の資格取得支援など高齢職員の資格取得支援など多様な人財のキャリア形成を支援多様な人財のキャリア形成を支援社会福祉法人 フェニックス(岐阜県各かかみがはら務原市)事 例 2
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