労務資料エルダー49い」と思っている者と「わるい」と思っている者を比べると、男は「適度な運動をする」、女は「バランスを考え多様な食品をとる」で最も差が大きい健康維持のために心がけていることとして挙げられている各項目に関し、第1回から第19回の全ての調査回で当該項目を選択した者について、第19回の健康状態による差(「よい」と思っている者に占める割合-「わるい」と思っている者に占める割合)を項目別に比べると、男では「適度な運動をする」が4・6ポイントと最も高くなっている。女では「バランスを考え多様な食品をとる」が5・8ポイントと最も高く、次いで「適正体重を維持する」が5・7ポイントとなっている。(3)社会参加活動と健康状態第1回調査から継続している社会参加活動について、健康状態が「よい」と思っている者と「わるい」と思っている者を比べると、男は「スポーツ・健康」、女は「趣味・教養」で最も差が大きいこの1年間の社会参加活動として挙げられている各項目に関し、第1回から第19回の全ての調査回で当該項目を選択した者について、第19回の健康状態による差(「よい」と思っている者に占める割合-「わるい」と思っている者に占める割合)を項目別に比べると、男では「スポーツ・健康」が8・9ポイントと最も高く、女では「趣味・教養」が9・4ポイントと最も高くなっている。3 就業の状況(1)就業状態の変化この18年間で、「正規の職員・従業員」の割合は減少、「パート・アルバイト」、「自営業主、家族従業者」の割合は減少傾向第1回調査から18年間の就業状況の変化をみると、「正規の職員・従業員」は、第1回38・7%から第19回2・4%と減少している。また、「パート・アルバイト」は、第1回17・0%から第19回13・2%、「自営業主、家族従業者」は第1回15・2%から第19回11・5%と減少傾向となっている(図表1)。また、第1回で「仕事をしている」者について、性別に第19回の就業状況をみると、男の「(第1回)正規の職員・従業員」では39・1%が第19回も仕事をしており、「(第19回)パート・アルバイト」が14・9%、「(第19回)労働者派遣事業所の派遣社員、契約社員・嘱託」が7・9%と割合が高い。女の「(第1回)パート・アルバイト」では30・5%が第19回も仕事をしており、「(第19回)パート・アルバイト」が24・8%と割合が高くなっている(図表2)。(2)仕事をしている者の割合の変化仕事をしている者の割合は、すべての調査対象者が60歳以上となった8年前と比べて高い図表1 第1回調査からの就業状況の変化0%20%40%60%80%100%第1回第19回第18回第17回第16回第15回第10回第5回自営業主、家族従業者会社・団体等の役員正規の職員・従業員パート・アルバイト労働者派遣事業所の派遣社員、契約社員・嘱託家庭での内職など、その他仕事のかたち不詳仕事をしていない不詳仕事をしている15.24.838.717.03.80.00.00.20.20.30.40.30.32.22.20.20.218.118.115.24.226.217.17.82.42.40.30.326.926.914.53.910.717.69.72.52.50.10.140.940.913.13.24.217.46.42.52.50.10.152.952.912.93.13.616.05.42.32.30.10.156.356.312.62.83.014.94.82.52.50.00.059.059.012.02.62.714.34.42.32.30.10.161.461.411.52.42.413.23.72.32.30.10.164.164.1
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