エルダー2025年6月号
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エルダー61会社を経営しながら自らも伝統工芸士として活躍江戸時代後期に日本に伝わった洋傘は、明治に入り、東京の職人たちによって試行錯誤が重ねられ、独自の手法で生産されるようになった。それが「東京洋傘」だ。2018(平成30)年には東京都の伝統工芸品に指定されている。いま、傘の生産地は中国が中心だが、自社で工房を立ち上げ、東京洋傘の伝統技術を受け継ぎ、職人の手による品質にこだわった傘づくりを行っているのが、東京・一品一品こだわりの傘づくりていねいに仕上げる洋傘職人奥おく田だ正まさ子こさん(77歳) vol.352

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