エルダー2025年7月号
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エルダー35JEED各都道府県支部高齢・障害者業務課(東京・大阪は高齢・障害者窓口サービス課)※各支部の問合せ先は65ページをご参照ください。解説 高齢者雇用を推進していくうえでは、就業規則の見直しおよび賃金制度や労働条件の見直し、安全・健康管理をはじめとした職場環境の改善等の検討は欠かせません。 特に就業規則の改正には、企業の実情に即した制度設計やコンプライアンスの観点から社会保険労務士などの専門的な支援が不可欠ですが、そのための経費も発生します。決して小さくはないその負担を軽減できるのが、「65歳超雇用推進助成金」です。今回の「教えてエルダ先生! Season3」では、65歳超雇用推進助成金の活用方法について連載でご紹介します。お問合せ65歳超雇用推進助成金活用のススメ65歳超雇用推進助成金活用のススメ第1回マンガマンガでで学ぶ学ぶ高齢者雇用高齢者雇用集中連載教えてエルダ先生!65歳超雇用推進助成金って何?Season3 65歳超雇用推進助成金とは 高年齢者が意欲と能力のあるかぎり、年齢にかかわりなく働くことができる生涯現役社会を実現するため、65歳以上への定年引上げや高年齢者の雇用管理制度の整備、高年齢の有期契約労働者の無期雇用への転換などを行う事業主を支援するための助成金です。Check1 取組みに応じた三つのコース【65歳超継続雇用促進コース】……65歳以上への定年引上げ、定年の定めの廃止、希望者全員を対象とする66歳以上への継続雇用制度の導入などを行った事業主に対して助成します。【高年齢者評価制度等雇用管理改善コース】……高年齢者向けの雇用管理制度の整備等にかかる措置を実施した事業主に対して助成します。【高年齢者無期雇用転換コース】……50歳以上かつ定年年齢未満の有期契約労働者を無期雇用転換制度に基づき無期雇用労働者に転換させた事業主に対して助成します。Check2 2025年4月より「eイーガブ-Gov」による 電子申請がスタート 2025年4月より、デジタル庁が運営する行政サービスの総合窓口「e-Gov」(https://shinsei.e-gov.go.jp/)から、65歳超雇用推進 助成金の申請ができるようになりました。ぜひご活用ください。Check3

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