エルダー2025年12月号
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2025.1216図表2 会社からの期待感 弊社2024年調査より資料提供:株式会社社会人材コミュニケーションズ大いに感じている会社からの期待を感じている今の会社に満足している今の仕事に満足している会社からの期待を感じていない感じている普通あまり感じていない全く感じていないあなたは会社から期待されていると感じるか「会社と仕事の満足度」とのクロス集計38.7%38.7%29.0%29.0%22.6%22.6%9.7%9.7%0.0%0.0%50%50%58%58%10%10%30%30%用後に報酬が下がったりといったことから、モチベーションが下がるのは理解できないことではありません。しかしながらシニアとして、なによりもプロフェッショナルとして、その心情を表に出してしまうのは、あるべき態度とはいえません。人の話を傾聴し、ネガティブワードを吐かないためには、一つめに「人の話を受け入れられる」こと、二つめに「きちんとしたやりとりが行える」ことがあげられます。後者には「人の話を受け入れられる」も含まれるのですが、特にシニアにおいては重要なのであえて分けています。これらの対応ができる人には周囲も声をかけやすくなります。その結果、情報量も増え、自身の知見を活用する機会も得ることができ、頼られる存在となっていきます。一つめの「人の話を受け入れられる」ようになるためには、その言葉の通り、「まずは」相手の話を聞く、そして何を語りたいかを理解し共感する、といったことが必要です。年齢や性別、肩書きに関係なく、多様な考え方を採り入れることが重要です。特にシニアの場合、元の部下など年下や若手に対してオープンになることが必要です。そして話を聞くだけではなく、聞いた意見を自らの仕事に反映させていくことが、重要な相手に対する意思表示になります。だくことが必要です。四つめの要因は、組織や若手社員に貢献できているという実感(自己有用感)が湧かないことです。新たな貢献方法を明らかにすることで、ポストオフや再雇用により自分の役目は終わったと認識させないことが重要です。五つめの要因は、健康やライフスタイルの変化です。どうしても健康面が気になる年齢となります。制度などでこの点に配慮されていると認識されることが必要です。3高齢社員に求められる高齢社員に求められるマインドセットマインドセット高齢社員に求められるマインドセットについては、私が実際に活躍しているシニア社員の方々に接してきた経験を整理したものとなります。拙著『定年がなくなる時代のシニア雇用の設計図』(日本経済新聞出版、2025年)では、10点ほど列挙していますが、ここではそのなかでも「傾聴ができ、そしてネガティブワードは吐かないを基本とし、年齢相応の器の大きさを持つ」、「年齢を重ねるほど手を動かす」という点について触れたいと思います。■傾聴ができ、そしてネガティブワードは吐かないを基本とし、年齢相応の器の大きさを持つ役職定年を迎えポストオフになったり、再雇三つめの要因は、高齢社員は自身の知識や経験を活かす場を求めているが、この機会が減少することです。ゆえに対応策としては自身の知識や経験を活かしている実感を得られるようにすることが必要です。もっとも自身の知識・経験がどのようなものかを把握できていない、言語化できていない方が大部分であり、いまのままの職場で続けたいということになりがちです。前提として自身の知識・経験がこれからの変化のなかでも転用できることを理解していた

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