エルダー2025年12月号
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2025.1218図表4 やりがいを感じる施策(希望) 弊社2024年調査より資料提供:株式会社社会人材コミュニケーションズ図表3 キャリアの裁量の有無 弊社2024年調査より資料提供:株式会社社会人材コミュニケーションズ社内に選択する制度があり、希望をすれば条件により自身の意志が採用される社内に選択する制度があるかわからない社内に選択する制度はあるが、実際には希望は通らないと思われる社内に選択する制度がない※選択する制度…FAやジョブマッチングへの応募など22.6%22.6%29.0%29.0%38.7%38.7%9.7%9.7%社内で自分の仕事を選択することができるか(異動についての自分の意見が通るなど)会社のミドルシニア向けの制度や施策として、どういうものであればやりがいを感じるかどのような制度があったらよいか全体の割合キャリア自律を支援するための研修17.6%経験やスキルを活かした活躍の場の提供14.7%柔軟な働き方・処遇制度14.7%FA・ジョブマッチング制度11.8%定年以降の処遇改善(現役社員と同等の待遇)8.8%副業支援5.9%教育の機会や支援5.9%シニアに求める役割・スキル基準値の可視化5.9%複線型人事制度2.9%本気の人材活用制度2.9%早期退職支援制度2.9%特に期待していない5.9%であり、実際に起きた複雑な現象から学んできたものです。実務の場面ではリスク予測などで力を発揮するものといえます。もっとも社会の変化により陳腐化してしまっているものもあります、そこでリスキリングが必要となります。経験を活かすという意味ではリスキリングというよりはアップスキリングといったほうがよいかもしれません。■自身の進化を支えるインプット・アウトプットここでいう〝リスキリング”は、座学、すなわち教科書的な勉強だけではありません。自身をバージョンアップするためのすべての学習(インプット・アウトプット)を意味しています。自らの体験や調査・研究も含む広いものです。例えば、新しい環境を体験する・新たな仕事に挑戦するということも含まれますし、仕事にかかわる情報収集、将来予測・分析も含まれます。特に仕事で得られた知見・経験は大きな学びになります。あるいは教科書的な勉強であっても、その内容はAIやDXのような最新知識だけでなく、それまでに得ていなかったさまざまなものも含みます。ただし、ここでいう勉強は、キャリアにかかわるものでなければなりません。趣味にかかわる知識も大事であることは否定しませんが、自身のキャリアビジョン実現に直接関係ないものは、短期間のうちに自らのキャリア構築に寄与するとはいいがたいものがあります。すなわち、「自身の進化を支えるインプット・アウトプット」が、ここでいう学び=リスキリングとなります。5活躍できるための要件とモチベーション活躍できるための要件とモチベーションを高めることを連動させるにはを高めることを連動させるには最後に、組織や管理職に求められるマネジメント方法です。先述のようなマインドを高齢社員に持ってくださいといってもなかなか腹落ちすることではありませんので、高齢社員にこれらのマインドセットを持ってもらうための機会を設けることが必要となります。具体的には自身の貢献方法を考える機会となるキャリアマネジメント研修を「きっかけ」として、自身のキャリア観を「実現(選択)する場面」が必要です。そのうえで、例えばフリーエージェント制や目標管理時点でのミッションの設定など、自身のキャリア観と会社の期待する役割の整合を図る場を設けてゆくことが考えられます(図表3・4)。以上となりますが、本稿が少しでもみなさまの企業での高齢社員のワーク・エンゲージメント向上と活躍につながれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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