エルダー2025年12月号
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エルダー55前まえ川かわ孝たか雄お 著/合同フォレスト/1760円丸まる山やま 奈な緒お子こ 著/日本生産性本部生産性労働情報センター/2200円渡わた邊なべ 剛ごう 著・坂さか本もと昌まさ也や 監修/あさ出版/1540円中高年以上になると、血管はだれでも劣化していて、血管が詰まったり破れたりして血液が流れなくなると、心筋梗こう塞そくや脳梗塞など命にかかわる病を発症するリスクが高まる。しかし、これらは時間をかけて動脈硬化が進行した結果として発症するもので、防ごうと思えばリスクを下げられることが知られている。本書は、血管をボロボロにするドロドロ血液が引き起こす高血圧、脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病のリスクを明らかにし、正しい生活習慣によって「善玉血液」をつくり、血管に突然起きるトラブルを防ぎ、長生きできる血液の整え方をわかりやすく紹介。自分の血液の状態がわかるチェックシートも掲載している。ボロボロになった血管は若返ることがないが、血液を変えることはできるとして、2010(平成22)年から毎年世界のベストドクターズに選出されている著者の渡邊氏が、読みやすい文章とイラストを用いて、血管の劣化を遅らせる「善玉血液」のつくり方を説明する。まずは食事の改善として、四つの白い粉(砂糖・小麦粉・塩・プロテイン)の摂りすぎに注意することや知っているようで知らなかった情報も含めて、健康寿命を延ばす多くの情報が得られる。アサーションとは、「自分も相手も大切にしよう」というコミュニケーションスキルを意味している。本書によると、1950年代のアメリカで心理療法の一つとしてスタートし、現代では一般の人が学ぶべきコミュニケーションスキルとして受け入れられるようになった。特に、国籍や年齢、勤務形態などさまざまな背景や価値観を持つ人々で職場が構成されるようになってから、ビジネスの現場で協働するためのスキルとして求められるようになったそうだ。アサーションが職場やチームのなかで広がることは、一人ひとりの働く快適さを高めたり、生産性を高めたりすることにつながるという。本書は、アサーションやストレスマネジメントなど心理学をベースにしたビジネスパーソン向けの講座を開発して講師としても活躍する著者が、研修先で聞いたビジネスパーソンの悩みをふまえ、さまざまなビジネスシーンでのアサーションの会話例や、実際にアサーションを活用したときに生じる疑問への回答など、アサーションの基本から実践のポイントまでていねいにまとめている。ベテランから若手社員までともに働く職場のコミュニケーションづくりにも、大いに役立つヒントが詰まっている。著者の前川孝雄氏は、現場から求められる上司や経営のあり方を長年探求し、人的資本経営やミドル世代のキャリア支援に詳しい。本誌の巻頭コーナー「リーダーズトーク」(2022年5月号)をはじめ、JEED主催のシンポジウムの講演録でも誌面にご登場いただいている。本書は、いま働く人々の現場に求められているのは「働きがい」であり、そのための上司としてのマネジメントの極意を説く指南書である。現在進められている「働き方改革」では、「残業を減らす努力や生産性向上、多様な社員の支援など次々と現場の課題解決を迫られる上司は疲弊し、その姿を見て若手は昇進意欲が低下するなど、多くの働く人々が幸せを感じられていない」、と前川氏。大切なのは、働く人々が自分の持ち味を活かせる仕事を任され、努力や工夫が認められて幸せになる「働きがい改革」であると訴え、多様な働きがいのある職場づくりや、ミドル・シニア社員の働きがいの高め方を解説。さらに、上司自身の働きがいが改革推進の原動力になるとして、「自分が動くプレイングマネジャー」から「人の心を動かすマネジャー」へ転身する方法を紹介している。上司にとって、多くの気づきと希望が感じられる一冊である。世界一の心臓血管外科医が教える善玉血液のつくり方チームの生産性を高めるアサーション言いにくいことが伝えやすくなるコミュニケーション「働きがい改革」に本気の上司がチームを覚醒させる上司も部下も幸せになるマネジメントの極意血液が変われば、体は変わる! 健康寿命を延ばす血液の整え方を紹介多様な人々が働く現場で協働するためのスキルが、豊富な会話例から学べる上司から始める「働きがい改革」!職場の働きがいを高めるマネジメントとは

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