イキイキ働くための脳力アップトレーニング!  中国の北京(ぺきん)大学が行った追跡調査によると、頭を使う余暇活動を行っていると、認知症が発症する割合を約23%低下させることがわかったそうです。クロスワードは頭を使う余暇活動の代表です。漢字を使ったクロスワードを解くことで脳を鍛え、認知症の発症を抑える力を高めましょう。 第106回 漢字ツメクロス 目標3分 マスの外側にある漢字を1回ずつ使い、それぞれの列の空いているマスを埋めて、縦と横で意味のある言葉になるようにしてください。漢字はすべて使います。     製 明 家 屋 所 動  大  公   正     自 活 文  言    部   本 書         音   声   名     大   本 木     場 造 帯     元     状 漢字は脳に好影響をもたらす  「脳と漢字」の関係を調べた研究によると、「漢字を見ているとき」と「仮名を見ているとき」とでは、脳の働いている範囲が異なることがわかりました。漢字を見ているとき、まず脳の視覚野(しかくや)がその形をとらえ、それを文字として認識し、意味や発音を思い出したり類推したりしたうえで、文脈などを考える思考へとつながっていきます。漢字を目で見るだけで、脳内では複雑な作業が始まり、結果として脳への血流が増加しているのです。一方、仮名は基本的に音を表すだけで、文字自体には漢字のような意味がないため、脳には大きな刺激がありません。  このように、漢字を読んだり、書いたり、漢字について考えたりするだけで、脳にとってはよいトレーニングになるのです。特に重要なのが、わからない言葉や知らない漢字を辞書で調べることです。読み方や書き方、そして意味を調べるという行為が、脳にさらなる刺激を与え、神経細胞を活性化させるとともに、知識の広がりもうながします。 篠原菊紀(しのはら・きくのり) 1960(昭和35)年、長野県生まれ。人システム研究所所長、公立諏訪東京理科大学特任教授。健康教育、脳科学が専門。脳計測器多チャンネルNIRSを使って、脳活動を調べている。『何歳からでも間に合う脳を鍛える方法』(徳間書店)など著書多数。 【問題の答え】 公明正大自 文言部活動 書本屋音 名家大声 木本場所 製造元帯状