改善事例 20060401

改善目的

職務再設計

改善テーマ

歯車加工機の段取作業の負担軽減

改善内容

 作業負荷軽減

 「歯切り加工」工程の段取作業では、歯車加工機(#102歯切盤)の調節の際に作業姿勢が悪く、不良姿勢のまま固定用ボルトを回すことが頻繁に行われていた。筋負担調査でも身体的負担が高い作業であった。照明が不十分な環境下で、視機能の低下が見られる中高年作業者にとっては、調節作業は目が疲れたり、モノが見えにくくなるなどの視覚疲労を引き起こしていた。とくに焦点距離の調節力の低下が顕著であった。 以上の現状調査結果を基にして、これらの問題解決のために段取作業の一部をNC化し、見えにくい位置にあった目盛をデジタル化した支援機器を導入しボルトの締め箇所を減らすこと、不良姿勢をなくすこと、目盛を見やすくするなどの改善を行った。
 効果測定で実施した筋負担調査の結果から導入した支援機器では段取作業時に手動でボルトを締める行為を極力排除したことから段取作業はそれほど力を必要としない作業へと移行することができた。このため、高齢作業者でも容易に段取作業を行えるようになった。ヒアリング・質問紙調査の結果から、作業者自身の自覚症にも効果があり、疲れにくくなったとの意見もあった。また目盛をデジタル化したことにより視認性が高くなり、目が疲れたり、ものが見えなくなるなどの訴えはなくなり、視覚疲労が軽減された。

産業分類

01 金属製品製造業

実施企業名(所在地)

株式会社ニッセイ(愛知県)

研究実施年度

2006年(平成18年度)

従業員数(研究実施当時の人数)

720人

研究年報