65歳超継続雇用促進コース 支給申請の手引き
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d職域の拡大e知識、経験等を活用できる配置、処遇の推進単発規則等•措置の内容身体的機能の低下等の影響が少なく、高年齢者の能力、知識、経験等が十分に活用できる職域を拡大するための企業における労働者の年齢構成の高齢化に対応した職務の再設計等の実施▼高年齢者の能力、知識、経験等が活用できる職域の拡大•運送業務において、長距離と短距離が混在する運行ルートであったが、高年齢者の身体的負担を軽減するために職務を再設計し、短距離のみに限定するルートを設定した•製造ラインにおいて、作業スピードの低下した高齢者のために新たに一人で完結する組み立て業務を設け、自分のペースで無理なく働ける環境を整備した•支給対象となりうる事例•支給対象外となる事例▼高年齢者の能力、知識、経験等が活用できる職域の拡大には該当しないもの•人材不足から働く意欲のある60歳以上の高年齢者を臨時募集し、パートとして工場内に配属した既存の職務の欠員を新規採用により充足したものであり職域の拡大には該当しない単発規則等•措置の内容高年齢者の知識、経験等を活用できる配置、処遇の推進のための職業能力を評価する仕組みや資格制度、専門職制度等の整備▼知識、経験等を活用できる配置•高年齢者とのペア就労により高年齢者のもつ技能の伝承を図るとともに、高い技能をもつ高年齢者は、指導役制度(専門職ポストとして資格要件を設定)により、専門職へ配置転換を行うこととした•運送業務の経験を活かし、配車業務へ配置転換した▼知識、経験等を活用できる処遇•職制と責任を明確化し、技能評価結果を明示する•支給対象となりうる事例•支給対象外となる事例▼制度が高年齢者に限定されていない•全従業員の主体的なキャリア形成や継続的な人材育成を目的として、技能検定合格報奨金制度、社内検定制度を設けた─28 ─

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