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特集(メールマガジン第82号)

【高】中高年齢層の障害のある方の雇用継続に取り組んだ職場改善好事例を紹介します!

  「障害者雇用職場改善好事例」の募集は平成14年度から開始し、年度ごとにテーマを設定し募集を行っています。
 令和元年度は、「中高年齢層の障害のある方の雇用継続に取り組んだ職場改善好事例」をテーマに全国の事業主のみなさまから多数のご応募をいただき、厳正な審査の結果、10事業所の入賞が決定しました。
 

令和元年度 職場改善好事例 10事業所が入賞!

 

最優秀賞 
株式会社シーエックスカーゴ 桶川流通センター(埼玉県桶川市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=7別ウィンドウ

優秀賞
長野リネンサプライ株式会社(長野県長野市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=13別ウィンドウ
株式会社仙台三越(宮城県仙台市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=17別ウィンドウ
東京グリーンシステムズ株式会社(東京都多摩市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=21別ウィンドウ
株式会社ニッセイ・ニュークリエーション(大阪府大阪市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=25別ウィンドウ
株式会社ベネッセビジネスメイト 岡山事業所(岡山県岡山市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=29別ウィンドウ

奨励賞  
有限会社キホク(愛媛県松山市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=33別ウィンドウ
旭電器工業株式会社(三重県津市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=37別ウィンドウ
リゾートトラスト株式会社(愛知県名古屋市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=41別ウィンドウ
株式会社舞浜コーポレーション(千葉県浦安市)
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=45別ウィンドウ
 

入賞事例のご紹介

最優秀賞 株式会社シーエックスカーゴ 桶川流通センター

 株式会社シーエックスカーゴ 桶川流通センターでは、障害のある社員が加齢とともに体調を崩しやすくなり、また腎不全により治療を必要とする状況になったことから、身体的負荷を軽減する配置転換や治療の必要性に合わせた勤務時間の設定を行うなど、個別の状況に配慮した柔軟な対応を行いました。

【取組み内容】
 ◇柔軟な勤務時間の設定
 ◇個人の状況に応じた業務の見直し
 ◇障害者職業生活相談員と企業在籍型ジョブコーチの密接な連携
 ◇フェイスシート(健康面の情報や緊急連絡先などを記載)による情報共有

 当初は、法定雇用率を上回ることを目標に障害者雇用に取り組み始めた同社ですが、現在は一人ひとりを戦力視し、障害特性に応じた配慮を行い、個人の目標を最大限に発揮できる職場環境の改善を進め、障害者の実雇用率は5.64%となりました(平成31年3月時点)。
 同社で採用する障害のある社員は、就労経験や就労支援機関の利用経過など、経歴がさまざまなため、社会人に必要とされるあいさつや身だしなみといった基本的なマナーやルールをあらためて学習する機会として「はたらくための勉強会」を3カ月に1回実施しています。
 そのほか、目標管理による評価制度を導入しています。評価制度の導入は、障害のある社員だけではなく、上司にとっても効果があり、1.社員の強みが具体的に分かるようになる、2.強みを活かし、より困難な職域にチャレンジさせようとすることにもつながっています。

◆企業の声◆
 代表取締役社長 山田 英孝さん

 当社にとって障害者雇用は、福祉的な観点だけでなく、人財確保の取組みの一つであり、多様な人財が活躍できる職場づくりに欠かせないものと考えています。なぜなら、障害者雇用は、現場での貴重な戦力確保の側面だけでなく、障害のある仲間と一緒に働くなかで社員同士の配慮や気遣い、助け合いの気持ちが生まれ、結果としてだれもが働きやすい職場づくりにつながることをあわせ持っているからです。これからも、「助け合い」を基本理念とする生活協同組合の物流会社として、障害者雇用を拡大していくとともに、障害のある社員が、より働きやすく、安心して長く働いてもらえる環境をつくっていけるよう努力してまいります。
 

「職場改善好事例集」のご紹介

 令和元年度の入賞事例をまとめた「中高年齢層の障害のある方の雇用継続に取り組んだ職場改善好事例集」を発行しました。
 ここで紹介できなかった優秀賞5社、奨励賞4社を含め、各企業の職場改善好事例をご覧いただけます。

◇当機構ホームページより、全文ダウンロードすることができます。ぜひご覧ください。
 https://www.jeed.go.jp/disability/data/handbook/ca_ls/R1_kaizen_jirei.html

<資料・支援ツール>
 「職場改善好事例集」には、職場改善のために作成した資料や支援ツールなども、取材先事業所のご了解のもと掲載しています。職場改善に役立つ実践的な資料ですので、ぜひ参考にしてください。

(例)
 「従業員情報シート」(奨励賞 株式会社舞浜コーポレーション)

 定期的に実施する合理的配慮に関する面談の際に、企業の担当者が障害のある社員から聞き取りを行うシート。社員の支援体制や生活の状況、希望する配慮などが分かるようになっています。

 障害種別ごとに、それぞれの特性に応じた配慮ポイントの確認ができる項目にするなど工夫されています。

◇各種資料・支援ツールはこちらからご覧いただけます。
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen2020/html5.html#page=55別ウィンドウ

令和2年度「障害者雇用職場改善好事例」を募集しています!

募集テーマ 障害者の健康に配慮し安心・安全に働けるように取り組んだ職場改善好事例

  一般労働安全衛生対策を実施したうえで、雇用している障害者に対して、その特性に応じた取組みを行った事例を募集しています。みなさまのご応募をお待ちしております!

【募集締切】5月20日(水)(必着)

◇募集要項、応募用紙はこちらからご覧いただけます。
 https://www.jeed.go.jp/disability/activity/education/kaizen.html


◆お問合せ先◆
 雇用開発推進部 雇用開発課(TEL:043-297-9514)