職業能力の開発・向上の促進と技能の振興を目ざし、厚生労働省では、11月を「人材開発促進月間」とし、11月10日を「技能の日」としています。
当機構では年間を通して、関係行政機関などと連携・協力し、各種人材開発にかかる行事などの開催や参加に積極的に取り組んでいます。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、各種イベントの開催、参加にあたっては、開催規模の縮小や入場時の検温、マスク着用などの感染症予防対策を十分に行い、実施または参加しています(一部の施設ではイベント等を中止しています)。
※「人材開発促進月間」と「技能の日」について
1970(昭和45)年に「技能五輪国際大会」がアジアで初めて日本で開催されたことを記念して、開会式が行われた11月10日を「技能の日」、11月を「人材開発促進月間」と定めています。
若年者のものづくり技能に対する理解を深めるとともに、地域社会においてものづくり技能の重要性を広く認識していただくことを目的として、主に小・中・高校生およびその保護者を対象にポリテクセンター、ポリテクカレッジおよび職業能力開発総合大学校において「ものづくり体験教室」を開催しています。
【ものづくり体験教室に参加された方の声】
《子どもたちの声》
・かわいい真ちゅうメダルができてよかったです。世界に一つだけの真ちゅうメダルになりま
した。そして、宝物になりました。とても楽しい夏休みの思い出になりました。
・細かい部品がたくさんあって、むずかしかったです。けれども一つずつ教えてもらったの
で、最後までつくることができてよかったです。またつくってみたいです。
《保護者の方の声》
・親子でものづくりをする機会はなかなかないので、夏休みのよい思い出づくりになりまし
た。ソーラーカーや電子キャンドルなど、ほかにもつくってみたいものがあるので、ぜひ次
回も参加したいです。
・初めての参加でしたが、子どもがすごく興味を持ち、最初はむずかしそうで焦りながらつ
くっていましたが、職員の方に優しく教えていただき、「来てよかった」と楽しそうに話
してくれました。親子でとてもよい体験ができました。
《お問合せ先》
全国にある最寄りの職業能力開発施設のホームページをご覧ください。
https://www.jeed.go.jp/location/index.html
「技能五輪全国大会」は、国内の青年技能者の技能レベルの日本一を競う競技大会です。技能競技を通じ、次世代をになう青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に対して、優れた技能に身近に触れることができる機会を提供しています。
今年度は11月13日(金)から16日(月)に愛知県国際展示場(愛知県常滑市)、ポリテクセンター中部(愛知県小牧市)ほかで開催される予定ですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一般観覧は中止となっています。
なお、大会の様子等はWeb上での動画配信が予定されていますので、これまで会場に足を運べなかった方も、この機会に是非ポリテクカレッジの学生の活躍をご覧ください。
《技能五輪全国大会の詳細》
https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/
《各種技能競技大会の詳細》
https://worldskills.jp/