<開会式>
11月13日(金)午後12時半から開会式が行われWeb配信されました。今回も昨年の大会と同様に、技能五輪全国大会と合同での開会式となりました。
開会式では、中央職業能力開発協会(技能五輪全国大会主催者)の釜和明会長と当機構(全国アビリンピック主催者)の和田慶宏理事長の挨拶のあと、都道府県選手団の紹介が行われ、その後、田村憲久厚生労働大臣、菅義偉内閣総理大臣および大村秀章愛知県知事からのメッセージが放映されました。最後に、愛知県代表の徳岡遥選手(アビリンピック出場選手)と水谷恭良選手(技能五輪出場選手)が、力強く選手宣誓を行いました。
<競技>
11月14日(土)、全25種目の技能競技に45都道府県から330名(招聘者含む)の選手が集い、日ごろつちかった技能を競い合いました。なお、今大会は第10回国際アビリンピックの日本代表選手を選考するための大会としても位置づけられており、第36回~第39回全国大会での金賞受賞者も参加し、対象種目ではハイレベルな戦いがくり広げられました。
また、無観客での開催となったことから、残念ながら会場でご覧いただくことはできませんでしたが、競技風景をリアルタイムでWeb配信したことにより、緊張感が漂うなか、選手一人ひとりが真剣に競技に打ち込む姿をたくさんの方々に見ていただくことができました。こうした様子について、厚生労働省の小林洋司人材開発統括官も視察されました。
<Web配信をご覧いただいた方々の声>
・選手の真剣さや勤勉さが画面越しにも伝わってきて感激した。
・みなさんの一つひとつの技術に驚きました。
・今回このような大会があることを初めて知り、Web配信を観させていただきました。みな
さんが本当に根気よく集中して慎重にとても丁寧に作業されていたことに感心しました。
・障害を受け入れ、自身の職業・能力向上にチャレンジする姿勢にいつも勇気をいただいてい
ます。
・LIVE配信で競技の雰囲気までが伝わってきたので来年もまた配信してほしい。
<成績発表>
最終日の11月15日(日)10時から、Web配信にて受賞者の発表を行いました。各種目の、金賞、銀賞、銅賞、また、顕著な努力が認められた選手への努力賞が発表されました。
各種目の金賞、銀賞、銅賞、また、顕著な努力が認められた選手への努力賞が発表されました。
【入賞結果はこちらのURLをご覧ください。】
https://abilympics.jp/5033ddc1e3b89d3774fd894bfd81145a/result.pdf
今年度の全国アビリンピックは、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じたうえで、無観客での開催となりましたが、330名の選手が参加し、また、競技の様子をリアルタイムで配信したことにより、Web配信を通じて、多くのみなさまに競技風景をご覧いただくことができました。
今大会の開催にあたり、ご尽力いただきました企業・団体のみなさまへ心からお礼申し上げます。
【技能競技・技能デモンストレーション実施機器等協賛企業等】(50音順)
愛知県立名古屋高等技術専門校、アドビ株式会社、有限会社エクストラ、オートデスクATC事務局、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、公益社団法人京都ビルメンテナンス協会、一般財団法人啓成会、株式会社高知システム開発、興和不動産ファシリティーズ株式会社、株式会社ジーシー、株式会社システムギアビジョン、JUKI販売株式会社、株式会社松風、株式会社スカイフィッシュ、西武学園医学技術専門学校、公益社団法人全日本洋裁技能協会、ダイナコムウェア株式会社、株式会社デンソーウェーブ、国立大学法人名古屋工業大学、日本パーソネルセンター株式会社、株式会社丸定、UCCコーヒープロフェッショナル株式会社
第41回全国アビリンピック
<開催地>
東京ビッグサイト(東京国際展示場)
<開催日>
令和3年12月17日(金)~20日(月)