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[高]高年齢者雇用支援関係記事 |
テーマは、 高齢化の進行にともない、高齢者を安定的に雇用することや戦力化することが喫緊の課題となっています。2019年度は、『高齢社員の戦力化』を主たるテーマとして、「生涯現役社会の実現に向けたシンポジウム」を全国6カ所(北海道、富山、東京、大阪、香川、福岡)で開催しました。多くの方が高齢者雇用に関心を持たれており、総計で約1300人の方々にご参加いただきました。ここでは北海道会場の内容を抜粋してご紹介します。 基調講演 学習院大学名誉教授・学習院さくらアカデミー長である今野浩一郎氏より、高齢社員の人事管理について基調講演が行われました。 ◆企業も高齢者自身も、義務づけられているからではなく、本気で取り組まなくてはならない。 ◆高齢社員の特性は、即戦力となる「短期雇用型人材」であり、かつ、短日・短時間勤務を選択するケースが多い「制約型社員」である。この特性を考慮して人事管理を構築することが重要である。 ◆高齢社員に、キャリアはどこかでピークを迎え下がるものであるということを、ていねいに説明し、理解してもらう。 ◆「60歳定年、65歳まで再雇用」の場合は、60歳の定年の際にキャリアを見直す機会がある。60歳以上に定年延長を検討するときは、“キャリアを見直す機会”を意図的に設ける必要がある。 具体的には、「役職を降りた高齢社員に、プロとして働く意識と態度を持ってもらうことが重要であり、そのためには賃金が能力や成果に対応しない従来の『福祉的雇用』ではなく、成果を評価する『仕事ベースの賃金』が合理的である」との説明がありました。 事例発表 北海道会場では、損害保険ジャパン日本興亜株式会社様、北海道日産自動車株式会社様より、高齢者雇用の事例を発表していただきました。 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 立花 一元(かずもと) 様 SOMPOホールディングスグループは、国内生保、国内損保、海外保険、介護・ヘルスケアの4事業を展開しています。当社では、2018(平成30)年4月から“70歳までの再雇用延長制度”をトライアルで導入し、私はその一期生です。現在同制度2年目を迎え、中高年社員の活躍推進を担当する部署に所属しております。 ※1 セルフ・キャリアドック 企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談を多様なキャリア研修などと組み合わせて、体系的・定期的に実施することを通して、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組みのこと。 北海道日産自動車株式会社 石田 嗣武(つぐむ) 様 当社は、日産自動車販売・整備を続けて、2019(平成31)年2月で創立72周年を迎えました。社員数368人のうち、正社員が316人です。本日は、2018年度に実施した定年年齢の引上げについてご説明します。 ※2 高年齢者雇用アドバイザー 高齢者雇用に関する専門知識や経験などを持つ専門家。当機構からの委嘱により、事業主に対し高齢者雇用にかかわる具体的な制度改善提案や相談・援助を行っている。 関係機関のみなさまのご協力により、各会場で無事にシンポジウムを開催することができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。 当機構ホームページや高齢者雇用啓発誌『エルダー』で 当機構ホームページでシンポジウム当日に配付した資料(各企業の発表資料含む)をご覧いただけます。また、「定期刊行誌『エルダー』2020年2月号」には各会場での講演の概要を掲載しておりますので、ぜひご覧ください!また、3月1日発行予定の3月号(※)にも講演の概要等を掲載する予定です。 ※「『エルダー』2020年3月号」は、3月2日(月)より当機構ホームページでもご覧いただけます。 ◆お問合せ先◆ 雇用推進・研究部 研究開発課(TEL:043-297-9527) |
令和2年1月22日(水)14時45分より、天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、「国立障害者リハビリテーションセンター並びに国立職業リハビリテーションセンター創立40周年記念式典」が国立障害者リハビリテーションセンター(以下「障害者リハセンター」という。)学院講堂において盛大に挙行されました。 式典は、国歌斉唱の後、飛松好子障害者リハセンター総長による式辞が述べられ、天皇陛下よりおことばを賜りました。続いて、自見はなこ厚生労働大臣政務官が厚生労働大臣の挨拶を代読されました。その後、大野元裕埼玉県知事、石川准障害者政策委員会委員長から来賓祝辞が述べられました。 さらに関係者に対して感謝状贈呈が行われ、厳粛な雰囲気の中でつつがなく本式典は終了いたしました。 両陛下は障害者リハセンターをご視察された後、16時40分頃、関係者のお見送りを受けてお発ちになられました。 天皇陛下おことば 国立障害者リハビリテーションセンター並びに国立職業リハビリテーションセンターの創立40周年記念式典に、皆さんと共に出席できることをうれしく思います。 この2つのセンターは、障害のある方々が自立した生活を送り、社会に参加することができるよう、医療から職業訓練、就労支援までを一貫して行うことを目的として、昭和54年に設立されました。 近年は、科学技術の発展に伴い、再生医療を受けた人に対するリハビリテーションの手法の開発など、様々な新しい取組も進められていると聞いております。こうした取組の積み重ねや、情報通信技術の発達など、社会環境の変化を背景に、障害のある方々がその能力を活かして働くことができる社会が、一歩一歩実現に近づいていることを喜ばしく思います。障害者の自立と社会参加のために力を尽くしてこられた両センターの職員を始め、多くの関係者のたゆみない努力に対し、心から敬意を表します。 今年の8月から9月にかけて東京2020パラリンピック競技大会の開催を控えている我が国では、障害のある方々に対する理解が徐々に深まってきていることを感じています。今後、障害の有無にかかわらず、誰もが相互に人格や個性を尊重し支え合う「共生社会」が築かれていくことを切に願っています。 創立40周年を迎えた両センターが、それぞれの機能をより一層充実させ、今後も我が国のリハビリテーションの分野において大きな役割を果たしていくことを期待し、お祝いの言葉といたします。 |
第10回国際アビリンピック (障害者技能競技大会)が以下のとおり開催されることとなりました。詳しい開催内容(実施競技種目など)は、今後開催国より順次提示される予定です。 ◆開催国◆ ロシア連邦(モスクワ市) ◆開催時期(予定)◆ 令和3年(2021年)5月26日~30日 ◆過去の開催◆ 昭和56年(1981年) 第1回大会 日本(東京都) |
大募集! あなたの力作がポスターになります! 当機構では、毎年9月を「障害者雇用支援月間」と定め、国民のみなさまに障害者雇用への理解と関心を深めていただけるよう、障害者雇用支援月間ポスター原画(絵画・写真)コンテスト「働くすがた~今そして未来~」を実施しています。 ◆応募部門◆ 絵画の部(小学校/中学校/高校・一般) ◆作品受付期間◆ 令和2年4月1日(水)~6月15日(月)【消印有効】 ◆応募方法◆ 詳しくは募集要項のページをご覧ください。【募集要項PDF版はこちら】 ◇障害者雇用支援月間ポスター原画コンテスト案内サイトはこちら 写真を撮ることや絵を描くことがお好きな方、今年は、あなたも応募してみませんか? ◆お問合せ先◆ 雇用開発推進部 雇用開発課(TEL:043-297-9515) |
締切迫る! ご応募は令和2年3月31日(火)まで! <募集内容> 働くことを希望する高年齢者が、生涯現役でいきいきと働くことができるよう、各企業が行った雇用管理や職場環境の改善に関する創意工夫事例。 ◆応募先◆ 各都道府県支部 高齢・障害者業務課 あなたの会社の高年齢者雇用の取組みを ◆お問合せ先◆ 雇用推進・研究部 研究開発課(TEL:043-297-9527) |
定期刊行誌「働く広場」では、国が進める障害者雇用施策の動向などのほか、実際の障害者雇用の現場を訪問した記事や注目されているテーマを掘り下げた有識者による記事などを、わかりやすく掲載しています。 定期刊行誌「働く広場」のコンテンツ Leaders Talk (リーダーズトーク) 障害者雇用を積極的に推進する企業のリーダーなどへインタビュー。
職場ルポ 障害者雇用の現場を訪問し、 <タイトル例> ・個々に応じた勤務形態により強みを活かして働く(2019年12月号) ・「自分に合わせた働き方」ができる職場に グラビア さまざまな業種で活躍する 編集委員が行く 編集委員の専門的視点から 「デジタルブック」でも 本メールマガジン「機構の出版物」のコーナーに、最新号のデジタルブックのリンクを掲載しています。 ◆お問合せ先◆ 企画部 情報公開広報課 (TEL:043-213-6216) |
こちらのコーナーでは、各都道府県で行っている |
↑日本地図をクリックすると各都道府県支部の |
高齢者雇用、障害者雇用に関する |
[高] エルダー2月号
特集 会社を牽引するベテランプレイヤー |
[障] 働く広場2月号
特集 |
現在、参加者を募集している調達関係(入札等)情報を、当機構ホームページに掲載しています。詳しい内容はこちらをご覧ください。 ◆お問合せ先◆ 経理部 契約第二課(TEL:043-213-6437/6438) |
高年齢者雇用開発コンテスト受賞企業の事例が 厚生労働2月号(表紙) 厚生労働省の広報誌「厚生労働 2月号」(2月1日発行)では、「安心・安全な職場づくりがカギ 成功する高齢者雇用」と題して、高齢者が安心して安全に働くために企業や高齢者自身が留意すべきポイントの解説、国の取組みや企業の事例などの紹介をしています。 本特集のなかでは、令和元年度高年齢者雇用開発コンテストにおいて厚生労働大臣表彰優秀賞を受賞した「社会福祉法人いろどり福祉会 ケアハウス・在宅複合施設花紬」の創意工夫した取組みも取り上げられました。 ○「厚生労働 2月号」について、詳しくはこちら |
◇編集後記 |
第81号は3月31日(火)配信予定です。 |
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